女優たちが怯えている!? 大手事務所が要潤に「キスシーン禁止令」

kaname0315.jpg※イメージ画像:『王子辞典 Prince Dictionary』太田出版

 2月に元タレントで経営者の松藤あつこと結婚準備中であると報じられた人気俳優の要潤。ジャーナリスト役を演じているNHKのドキュメンタリー風歴史番組『タイムスクープハンター』の劇場版公開日も8月31日に決定し、公私ともに充実した状態が続いているように見える。だが実は、人気女優を抱える大手事務所から「キスシーンの共演NG」を出されていると発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。

 要といえば、01年に特撮ヒーロー番組『仮面ライダーアギト』(テレビ朝日系)でデビューし、同時期に特撮番組に出演していたオダギリジョー、永井大、玉山鉄二らと共にイケメンヒーローブームを牽引。その後はドラマや映画で活躍し、二枚目からコミカルな役柄まで幅広くこなしている。また、一昨年に出身地である香川県のPRキャンペーン「うどん県」の副知事を演じたことも話題になった。

 デビューからオファーが途切れることなく活躍している要だが、確かに最近は恋人役を演じることが極端に少なくなった。その理由は要の本気過ぎるキスシーン。記事によると、リハーサルはキスしたフリだけで終えるが、本番になると相手の女優に思い切りキスし、舌まで入れてくるのだという。騙し打ちのような行為であるだけに相手を怒らせる危険がありそうだが、若手女優は突然のディープキスに混乱して何も言えず、中堅やベテランはプライドがあるため「ラブシーンで騒ぎ立てるのは格好悪い」という風潮があり、現場では誰も怒れないのだという。

 だが、人気女優を抱える某大手事務所がそれを問題視し、制作側に要との「キスシーン禁止令」を出したという。それだけでなく、キャスティングの段階で恋人役に要の名前があると「共演NG」が出されることもあるようだ。ナルシストっぽい雰囲気はありながらも人当たりの良さそうな要の意外な一面といえそうである。

「要はモデルの石川亜沙美や女優の釈由美子などの同年代をはじめ、大女優の十朱幸代にまで手を出したといわれる超肉食系。『俺は女が途切れたことがない』と常々言っているほどのモテっぷりで、クラブなどで一般人をナンパしていたこともある。演技においても、その肉食ぶりが強引なキスシーンに活かされていたのでしょう。しかし、女優側からすれば迷惑極まりない」(芸能関係者)

 こういった悪評が立ってしまうと普通はキャスティングが組みづらくなり、業界を干されかねないところだ。しかし、要には次々とオファーが舞い込んでおり、その心配は全くなさそうな気配である。

「要の演技は業界で非常に評価が高い。キスシーンに関しても、本気でやるからこそ熱のこもった演技になるということでしょう。騙し打ちされた女優は嫌でしょうが、かつて三國連太郎が新人女優とのベッドシーンで前貼りを取らせたり、撮影中に強引に“本番”に及んだという伝説に比べれば可愛いもの。むしろ要は、制作陣の間では『今どきの俳優の中では骨のある奴』と評価されている」(映画関係者)

 大手事務所からラブシーン共演NGを出されても評価は下がっていない様子の要。今後もしばらく活躍は続きそうだが、恋人役はご無沙汰になっているだけに、彼の本気のキスを受けて立ってくれる女優の登場も待たれるところだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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