ついに降板! 滝川クリステルと宮根の修復できない関係

misesu0122.jpg※イメージ画像:『ミセス 2010年7月号』/文化出版局

 宮根誠司(49)とタッグを組み、報道番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)のキャスターを務めてきた滝川クリステル(35)が3月いっぱいで番組を降板することが明らかになった。番組視聴率は安定して10%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)前後を獲得しており、テコ入れのための降板ではないようだが、スタートから3年の節目を迎えるにあたり、内容のリニューアルに伴う降板だと説明されている。しかし当初から「滝クリにあの番組は合わない」という声が強かった。

「彼女が世間に浸透するきっかけとなった『ニュースJAPAN』での“斜め45度座り”は、プロデューサーらが『これが女性が一番美しく見える角度』と考えて決定したものだったが、それさえ彼女は『正面を向いて普通に原稿を読みたい』とイヤがっていた。芸人にモノマネされるのも困惑していたし、とにかく仕事には真面目で冗談が通じないタイプ。コテコテの関西人で、しばしば悪ノリしてニュースや共演者をイジるような宮根とは水と油と言ってもいいくらいウマが合わなかった。そもそもスタート前に司会者同士が信頼関係をある程度は築けるようスタッフが配慮しておくべきだったと思うのですが、化学反応を期待したのか、あえて事前の入念な打ち合わせなどをしなかったそうです。そのせいで開始当初から関係がぎくしゃくし、彼女は辞めたいと悩んでいたよう。2年以上続けたものの、やっぱり関係は改善しなかった」(業界関係者)

 また、『ニュースJAPAN』出演当時、滝川はフジ系列の共同テレビに局アナとして在籍していたが、2008年に退社。フジ、共同、芸能プロダクションのセント・フォースが組んで設立したアナウンサープロダクション・フォニックスに所属することとなった。局アナ時代、彼女の年収はおよそ800万円だったが、フリーアナとなって以降は軽く数千万クラスに跳ね上がったと言われている。

「せっかくフリーになったのに、いつまでもフジに縛られてやりたくない番組に出演しているのは割が合わないでしょう。そもそも彼女は英語と仏語が堪能なため、語学を生かす仕事をしたいと望んでいた。ところが『Mr.サンデー』でそんな長所は生かされない。WOWOWやNHK-BSの番組にも出演しており、世界各地を回ったりもしていますが、そのときの彼女の姿は『Mr.サンデー』とは全然違って非常にイキイキとして楽しそう。正月に放送されたBSフジの特別番組では、ハワイの地底火山やアメリカの世界最古の国立公園・イエローストーンなどへ赴いたのですが、そういったドキュメントレポートのほうが飾らない彼女の魅力が伝わる。今後はスタジオで原稿を読むよりも積極的に足を動かす仕事を中心にしていくのでは。CM契約数も相変わらず多く、彼女のブランドイメージを高めるためにはむしろ『Mr.サンデー』を降板して正解になると思いますよ」(広告代理店社員)

 クリステルにとっては、新たな一歩を踏み出す好契機ということか。ただ、彼女と宮根という“食い合わせの悪い”コンビをウリにしていた同番組にとっては、大幅なリニューアルがリスクともなりうる。後任はフリーキャスターではなく、フジアナウンス室の椿原慶子アナ(27)に決定しているという。椿原アナはスーパーエースと呼ばれる加藤綾子アナ(27)の同期で、バラエティ番組での出演が多いカトパンとは違い、報道路線で活躍してきた人材。地味ながら堅実な仕事ぶりを見せるものの、アクの強い宮根に食われてしまわないか…。昨年からどの時間帯でも低視聴率にあえいでいるフジは、3月の改編でなんとしても事態を好転させたいと考えているはずだが、吉凶どちらに転ぶかはフタを開けてみなければ分からない。

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