楽しんご“拉致暴行”騒動! 元相方が告発に至った理由

tanoshingo0107.jpg※イメージ画像:『みんなの疲れを癒しんご』
よしもとアール・アンド・シー

 今月3日、元フジテレビのフリーアナウンサー・千野志麻(本名・横手志麻)の起こした死亡事故について、Twitter上で「チノパン可哀想」などと投稿し、ネットユーザーから激しい非難を受けていた楽しんご。ツイートを削除して事態は収束するかと思われたが、その後も「しんご反省しまちゅ」「わぁーい一荒れてる!一躍有名人だー2ちゃんねらーって相当暇だね」などといったツイートを投下。さらなる反感を買っている。そんな楽しんごに新たな火種がくすぶり始めている。楽しんごの元相方でタレントのすぎはら美里が、楽しんごが過去にすぎはらの友人に対し拉致暴行を行なっていたと告発したのだ。

 5日に投稿された公式ブログ「みりねぇの咲き走り日記」で楽しんごと縁を切っていることを明かしたすぎはら。その理由として彼女は楽しんごの過ちをこう告発した。

「私の大事な友人に拉致暴行し、全治2週間の怪我を負わせた為です。その方は1年、PTSDで病院に通いました。しんごのやったその理由も内容もあまりに幼稚だったため、今まで私がされたことに関しては、私が我慢すれば済むものとおさめてきましたが、人としてもう有り得ないと思い、今日に至ります。」(原文ママ・現在は削除)

 すぎはらは、今回の楽しんごが巻き起こした千野に対してのTwitter騒動で、各メディアから元相方としてコメントを求められたのだろう。しかし、すでに縁を切っている相手のことに口を出すつもりはない。ただ、それを言っては「なぜ縁を切ったのか」と聞かれるに決まっている。だから、すぎはらはわずらわしい取材を受ける前に、自ら「コメントはない」と言い、その理由を明かした。彼女を知る業界関係者は、そんな彼女の人柄についてこう語る。

「すぎはらさんというのは、とても義理堅い人なんです。仲間思いというか、自分のことはいくらでも我慢できるんですが、友人や仲間のことになると黙ってはいられない。一昔前のヤンキータイプなんです。だからこれまで楽しんごの過ちについては語らなかったんでしょう。でも、あまりにも幼稚な楽しんごの態度があまりにも変わってなかったから、過去について触れたのでしょう。きっと裏切られたような気持ちだったのではないでしょうか」(業界関係者)

 元レディース総長で、テキ屋、美容師、秘書、トラック運転手、タレント、AV女優、歌舞伎町ミックスbarオーナー、お笑い芸人、作家など、さまざまな顔と過去を持つすぎはら。その懐の深さは業界内外で有名で、これまでに2万人の人生相談に乗ったとも言われている。そんな彼女と楽しんごが出会ったのが『エンタの神様』(日本テレビ系)だった。

 2007年、すぎはらと楽しんごの2人は番組内限定のユニット「Mint姉弟」を結成。番組の人気とともに、2人の知名度は一気に上がり、特に楽しんごは番組終了後も一発屋としてブレイクした。2人の確執がどの時期に当たるのかは不明だが、『エンタの神様』の終了した2010年から2011年にかけてのことだと推察できる。そして、ちょうどこの時期、一世を風靡していたのが、「ラブ注入」でもあった。

 単純に憶測すると、一発屋としてブレイクした楽しんごが調子に乗ってすぎはらの友人に暴行を働いてしまったということなのだろうか。しかし、そのことを暴露してしまえば、ようやく売れ始めた楽しんごの未来をつぶしてしまうことになりかねないと思ったすぎはらは、それを腹の中に収めることにした。きっとそれは元相方の成功と成長を願ってのことだろう。しかし、そんなすぎはらの願いもどこ吹く風、当の楽しんごは相変わらずTwitter上で軽薄な言動を繰り返す。そんな楽しんごに再び渇を入れるべく、すぎはらは過去を告発したのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

men's Pick Up