安定の桐谷美玲に仲里依紗、盤石体制の安室奈美恵! へび女たちの未来予想図

 今年はへび年。へびといえば「執念深い」などマイナスイメージもあるが、へび年生まれは占いの世界で「金運が強くお金に困らない」「愛情が深い」などといった傾向があるとされている。そんな傾向を持った芸能界の注目の年女たちの今年は、どんな年になるのか勝手に予測してしまおう。

 24歳になる年女としては、多部未華子と仲里依紗の動向が気になるところ。多部は将軍役を演じたドラマ『大奥~誕生~有功・家光篇』(TBS系)こそコケたものの、戸田恵梨香の降板で映画『LIAR GAME ~再生~』の主演の座を手に入れるなど幸運に恵まれ、着実に女優としてのキャリアを積み重ねている。一部では「ブサかわいい」などと応援とも揶揄ともとれる呼び方をされているが、クセの強い表情は演技派女優としてプラスになっているといえるだろう。シリアスからコミカルまでこなせる演技派として、今年も重宝されそうである。

 一方の仲は、昨年だけで『ラッキーセブン』(フジテレビ系)など3本の連ドラに出演し、映画『BRAVE HEARTS 海猿』も大ヒット。CMも大手6社と契約し、順風満帆の女優人生を歩んでいる。だがプライベートでは、15歳年上の浅野忠信と破局し、Twitter上で泥沼の痴話げんかを繰り広げた。事務所の反対を押し切って浅野と交際した経緯があり、色恋になるとコントロールがきかなくなってしまう部分があるようだ。今年は勝負の年になりそうなだけに、変なオトコに引っかからないように気を付けた方がいいだろう。

 さらに女優界で24歳の年女としては、桐谷美玲が注目株として挙げられる。昨年は『荒川 アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『逆転裁判』など4本の映画に出演し、映画女優としての地位を確立。舞台『新・幕末純情伝』で沖田総司役を熱演し、演技力にも磨きをかけた。『ニュースZERO』(日本テレビ系)でのキャスターぶりも評判だ。スキャンダルがあまりなく、今年も非常に安定した活躍が期待できる。だが多忙のせいか激ヤセが心配されており、もともと身長163.5cm・体重39kgという細身だったのに更にヤセたという。健康面に気を使って、女優業をまい進してほしいところだ。

amuro1228.jpg※イメージ画像:『namie amuro PAST<FUTURE tour 2010』
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 彼女ら若手女優より一回り上の36歳になるへび年女は、明暗がくっきり分かれている傾向にある。充実した年になりそうなのは、何といっても歌手の安室奈美恵。安室は今年36歳とは思えない若々しさを保っており、女性のあこがれの的となっている。その人気に支えられ、昨年はソロデビュー20周年を記念した全国5大ドームツアーを敢行し、5会場8公演で約34万人を動員。昨年6月に発売したアルバム『Uncontrolled』(avex trax)は3週連続でオリコンチャート首位を獲得し、累計50万枚以上を売り上げた。安室の座をおびやかす歌手もおらず、今年も女性トップシンガーの地位は揺るがないだろう。

 女優界では、菅野美穂や松たか子も充実した1年を送れそうだ。安室と同じく年齢を感じさせない菅野は、いまだに男性人気が高く、映画やドラマ、バラエティーにコンスタントに出演。仕事は非常に安定しているが、プライベートではSMAP・稲垣吾郎との復縁説がささやかれており、そちらが気になるところだ。一方の松は、昨年出演した映画『夢売るふたり』でオナニーシーンを解禁。生理用ナプキンを装着するシーンまで演じ、汚れ役もいとわない女優魂を見せた。演技の幅が広がった今年は、より多くのオファーが舞い込みそうだ。

 逆に先行きが心配されている年女といえば、上原さくらや山口もえ、藤崎奈々子といった元アイドル系タレントたち。一昨年4月に実業家男性と再婚し、勝ち組になったはずの上原だが、入籍後わずか1年半で別居したとされ、昨年11月に「関係修復は不可能、離婚は決定的」と報じられた。今年はゴタゴタにケリをつけたいところだろうが、2度目の離婚でイメージダウンすれば仕事に大きく影響するだけに慎重にならざるを得ないようだ。

 05年に「IT業界の風雲児」と呼ばれるカリスマ社長と結婚した山口は、2児にめぐまれながらも一昨年に離婚。もともと夫婦関係が冷え込んでいたが、夫が無許可キャバクラ営業で逮捕されたことが離婚の決め手になった。シングルマザーとして幼な子を抱えながら仕事に四苦八苦しているという山口だが、昨年暮れに爆笑問題・田中裕二との熱愛説が浮上。田中は同じバツイチでお笑い界の超売れっ子。もし結婚に発展すれば、一転して勝ち組になれそうだ。

 天然キャラで人気を博した元グラドルの藤崎は、昨年3月にデビューから所属していた事務所「アヴィラ」を退所。アヴィラといえば、眞鍋かをりや小倉優子といった看板タレントが続々と離れており、よくないウワサも業界で流れている。昨年12月、藤崎は秋吉久美子らが所属する事務所と業務提携し、心機一転で活動再開を報告。だが、ウリだった天然キャラも若い世代が続々と出てきているため、オファーはほとんど来ていないようである。新たな船出に期待したいところだが、現状は厳しいようだ。

 48歳のへび年としては、往年の人気アイドルで女優としても活躍した中森明菜がいる。だが、過労による免疫低下で体調を崩し、精神面も不安定で長らく活動休止中。恋人であるマネジャーとの不仲もささやかれており、マネジャーが提案した復帰プランをことごとく明菜が蹴っているとも伝えられた。今年中の復帰を期待したいところだが、かなり先行きは暗いと言わざるを得ないだろう。

 それぞれに事情を抱えた芸能界のへび年女たち。彼女たちが明るい1年を過ごせることを祈りたい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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