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セックスを見せることに価値を見出すカップルたち


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※イメージ画像 photo by photographer 
Gina Stocco
from flickr

 男女間において、お互いの距離感を縮めるのに有効とされている心理効果はいくつかある。有名なのは、なんといっても「吊り橋理論」。吊り橋を渡るかのような危険いっぱいのスリルを共に体験すると恋が芽生えやすいという理屈だ。この理論に則って、ジェットコースターやお化け屋敷でのデートが推奨されている。

 ほか、男女の仲は障害があったり邪魔が入ったりするほうが、愛が深まるという「ロミオとジュリエット効果」。

 そして、「秘密の共有」。2人だけの秘密を持つことで、親近感がわくこともある。不倫にハマる人が多いのも、「秘密の共有」が関係しているのだろう。社内恋愛にも同じことが言える。いや、不倫や社内恋愛でなくても、男女が親しい仲になると、遅かれ早かれ肉体関係に発展する。肉体関係=秘め事なのだから、一般的な男女交際も、ある意味「秘密を共有」していることになる。

 と、思いきや、最近では「秘め事」を秘めないスタンスのカップルも少なくないようだ。つまり、秘め事=セックスを見せたがるカップルが増えているということ。彼らが、秘め事を秘めない理由は、いったい何なのだろうか?

 セックスに限らず、人間には「見せたい」という本能が備わっていることは否定できない。小中学生の頃、100点をとったテスト用紙や図画工作の作品を、親に「見て見て」とアピールした記憶がある人もいるはずだ。しかし、小中学生のテスト用紙と大人のセックスは全くの別物である。

 秘め事を秘めない人々に問うたところ、「背徳感」こそセックスを見せる醍醐味である、という答えが返ってきた。つまり、小中学生のテスト用紙とは全く逆の考え方だ。本来は見せるべきものではないセックス行為を見せているという背徳感が興奮材料になるとのこと。

 ところで、セックスを見せる手段はどうしているのだろうか? いくら見せたいと願っても、見てくれる人がいなければ成り立たない。

 首都圏近郊に住むカップルに話を聞くと、「ハプニングバーを利用する」というケースがほとんどだった。ハプニングバーとは、客同士の突発的行為=ハプニングを楽しむ店のこと。我々一般人がハプニングバーと聞いて連想するのは、夜な夜な性に奔放な男女が集い、初対面同士で絡むことを醍醐味とするイメージが強い。しかし最近では、新規の相手を物色することを目的とするよりも、カップルで入場して、自分たちのセックスを見せることを目的とする男女も珍しくないようだ。

 素人目線の素朴な疑問としては、カップルで入場しても、つい他の客に目が行くのではないかという疑問が生じる。パートナーとはいつでもできるのだから、ハプニングバーでしか楽しめない初対面同士の突発好意を楽しんだほうが良いように思うのだが……。この点に関しては、安全面を理由に挙げるカップルが多かった。いかに背徳感を求めていても、性感染症への感染などの危険性は避けたい。とは言え、特定のパートナーと2人きりのセックスを繰り返していても飽きてしまう。ならば、特定のパートナーとのセックスを、第三者に見てもらえば、安全に背徳感を満喫することが可能というわけだ。

 ハプニングバーがない地方都市に住む、セックスを見せたいカップルはどうしているのだろうか? 多かったのは、ネットを利用するというケース。性行為を写真に撮り、それをブログなどにアップして読者の反応を楽しむとのこと。ハプニングバーのように、ナマでセックスを見せている臨場感には欠けるが、不特定多数の読者に閲覧されるという点では満足感が得られるようだ。ほか、投稿雑誌へ定期的に投稿しているカップルも存在する。

 カップルではなく単独女性で、ブログやTwitter(ツイッター)にセクシャルな画像をアップしているケースも見かけるようになってきた。もちろん顔は載せていないが、下着姿や卑猥な写真を惜しげもなく公開している。しかも無料で。彼女たちに話を聞くと、閲覧した人からの「いやらしいカラダだね」「オカズにしていい?」などの反応が嬉しいとのこと。背徳感というよりも、不特定多数のズリネタになっているかも、という凌辱感がたまらないのだろう。

 いずれにせよ、秘め事をオープンにするという行動は、一歩間違うと公然わいせつの罪に問われることがある。当然、路上などでの性的行為はご法度。見せたい欲求が暴走しすぎてしまわないように、理性を忘れずにお楽しみいただきたいものだ。
(文=菊池 美佳子)
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21~29歳の間、キャバクラ嬢・テレフォンセックス嬢・企画物AV嬢としても活動。引退後、文筆業に転身。
著書:『2010年代 ニッポンの風俗』『つけちゃうぞ! 大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』


『イマジン』


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