志田未来、田中理恵…処女伝説はマジ? 美女たちの貞操

shidamirai0728.jpg※イメージ画像:『未来 ~小さいですけど、何か?~』東京ニュース通信社

 誰にも汚されていない「処女」という言葉は、男性にとって特別な響きがある。それが美しい芸能人や有名人であればなおさら妄想は膨らみ、人気を支えるブランドにもなり得る。AKB48に“恋愛禁止”の掟があることも、それを裏付けているといえよう。といっても、ファンの間で「絶対に処女」といわれていたHKT48・指原莉乃(19)に男性スキャンダルが発生し、彼女たちの処女性も崩壊した。こうなると、本当に処女の芸能人なんているのだろうか? という気にすらなってくる。

 だが、いまだにネット上や業界では根強く芸能人処女伝説が流布されており、ファンの信仰の対象になっている。

 処女伝説の元祖と言えば、女優の仲間由紀恵(32)だ。過去にトーク番組で処女を公言しており、男性スキャンダルが皆無だったことも伝説に信憑性を与えた。あまりにも男性の影がないため、某女性歌手とレズ関係にあるという都市伝説まで生まれたほどだ。

「彼女はビジュアル抜群でありながら16歳でデビューしてからブレイクするまでに約5年もの歳月を要しているが、枕営業をしてこなかったために売れるのが遅れたと一部でささやかれている。共演者とも必要以上に仲良くせず、どんなイケメン俳優に誘われても応じようとしない。業界でも『本当に処女なんじゃないか』という声がある」(芸能関係者)

 とはいえ、数年前に俳優・田中哲司(46)や嵐・松本潤(28)との交際が取り沙汰されており、伝説は薄らぎつつある。だが、熱心な仲間ファンの間では「交際発覚はドラマの宣伝だった」とされているため、彼らの脳内では処女説は崩れていないようだ。

 女優の上野樹里(26)も処女説がささやかれている一人。2004年に主演した映画『スウィングガールズ』で注目を集めた彼女は、同年に外国恋愛映画の吹き替えを担当した際に「恋をしたことがないからよく分からなかった」と発言。当時は18歳だったが、その後にヒットしたドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)やNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』のどこか不思議な演技も「処女でなければできない」と評された。

「大河では当初、上野が江姫の幼少時代から演じることに無理があるといわれていましたが、あまりにも自然で女としてスレた部分が全くなかった。『のだめ』の演技も、計算のない天然さを見事に演じていた。そういった部分も処女説が流布されている原因でしょうね」(テレビ関係者)

 だが昨年、オリエンタルラジオ・藤森慎吾(29)が上野との交際を暴露し、一気に処女説はしぼんでしまった。チャラ男キャラで知られる藤森が手を出していないとは考えにくく、上野の処女伝説は25歳までと考えた方がいいのかもしれない。

 落胆する「処女厨」が今熱い視線を送っているのは、若手実力派女優の志田未来(19)。12歳でドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)に出演してブレイクした彼女は、今年3月まで現役女子高生だったという若さ。これが処女を守るために功を奏したようだ。

「早い時期から一般社会と隔絶した芸能界に入った彼女には、同年代のオトコが近付きにくい。彼女くらいの美しさであれば男性芸能人に狙われることも考えられますが、中高生の時に手を出せば淫行問題になりますから、貞操を失う心配がなかった」(アイドル誌ライター)

 芸能界入りが早かったゆえにバージンが守られたようだが、もう彼女も19歳でれっきとしたオンナ。今後はスキャンダルが報じられる可能性もあるだろう。彼女が所属する大手事務所「研音」はタレントへの締め付けがあまり強くなく、水嶋ヒロ・絢香のデキ婚というスキャンダルも生み出している。ずっと処女だと思っていたら急に妊娠発表、なんてこともないとはいえない。志田といえば、08年に殺害予告を書き込んだファンが彼女の自宅に押しかけて逮捕される事件が起きているが、裏切られた処女厨が暴走しないか心配である。

 スポーツ関係では、体操選手でロンドン五輪代表の田中理恵(25)に処女説が持ち上がっている。田中といえば体操界でトップクラスの美形であり、プロポーションもバツグン。恋人がいなかったとは思えないのだが、父・田中章二氏(63)がインタビューで今までの苦労を語った際に「理恵はとうとう恋人もつくりませんでした」と発言したことで処女説に火がついた。「オヤジが知らないだけじゃないの」という冷たい意見もあるが、五輪代表になるほどの努力を続けていれば、恋にかまけているヒマなどないのも頷ける。

 意外なところでは、ビーチバレーの浅尾美和(26)も処女ではないかと言われている。あれだけの美形で男性経験ナシとは考えにくいのだが、彼女はトーク番組『グータンヌーボ』(フジテレビ系)に出演した際に、処女を匂わせたことがあった。バレーボールに打ち込んできたため、男性と交際するヒマがなかったという理由のようだ。さらに、彼女は「五輪に出場するまで恋愛や結婚はしない」と宣言したことがあり、その言葉通りなら今も恋愛はしてないはずだ。今回のロンドン五輪でも出場はかなわなかったが、このまま恋愛せずに次の五輪を目指すのか、自暴自棄になって男に走るのか。いずれにせよ、処女説が出るほど競技に打ち込み続けてきたのは事実のようである。

 これまでに挙げた女性たちは、ほとんどがファンによって勝手に処女伝説をつくられたケースだが、処女ブランドの価値を知ってか、最近はタレント本人が処女を公言するケースが増えている。だが、これはもろ刃の剣であり、交際発覚でファンに一気に手のひら返しをされる危険性もある。この場合は処女をにおわせる女が悪いのか、勝手に信奉して裏切られたと騒ぐ男が悪いのかは分からないが、冷静さを失うほどに男は「処女」に惹かれるものだということは確かだろう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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