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メディアに潰された? 浅田真央の絶不調の裏側


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※イメージ画像:『浅田真央 20歳になった氷上の妖精』/ポニーキャニオン

 フランス・ニースで開催されたフィギュアスケートの世界選手権。男子では、高橋大輔(26=関大大学院)が銀メダル、初出場の羽生結弦(17=宮城・東北高)が銅メダルを獲得し、日本男子で初となる同一種目複数メダルとなった。

 一方、女子ではベテランの鈴木明子(27=邦和スポーツランド)が銅を獲得したものの、注目の浅田真央(21=中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)での転倒などが響き6位に終わった。帰国した浅田は「着いたばかりなので、今後のこともまだ分からない。少し休みます」とコメント。今季最後の公式戦となる世界国別対抗戦への出場も微妙になっている。

 浅田といえば、昨年12月に最愛の母・匡子さん(享年48)を亡くしたばかり。それでも気丈に練習に励んでいたが、2月発売予定だったエッセー本の、匡子さんの死を利用するかのような宣伝方法をめぐって出版社と衝突し、発売中止を申し入れる騒動も起きた。

 ただでさえナーバスになるところに余計なトラブルまで発生しながら、昨年末の全日本選手権で逆転Vを果たし、2月の四大陸選手権でも2位と好成績を収めている。しかし、今回は絶不調ともいえる状態で世界大会自己ワーストタイの6位となってしまった。

「全体的にミスが目立ちましたが、トリプルアクセルにこだわったのが大きな敗因。ニース入りしてから一度も成功しなかった三回転半を捨てて、演技全体の完成度を高めれば上位進出もあった。今回は亡き母親のためという意味もあったようですが、彼女や周囲の関係者、マスコミも含めてトリプルアクセルの呪縛に取りつかれている」(スポーツライター)

 女子では、トリプルアクセルを飛べる選手は世界で浅田一人のみであり、大きな武器にはなるものの、飛ばなくても他の選手と同様の条件になるだけである。最高難度の4回転が当たり前になり、飛ばなければメダルが狙えない男子とは事情が異なる。

 にもかかわらず、浅田がトリプルアクセルにこだわるのは、メディアからの期待という部分が大きい。三回転半を封印して優勝した全日本選手権の優勝インタビューでも、当然のようにトリプルアクセルについて聞かれた。メディアの取材があれば、必ずといっていいほどトリプルアクセルの話題が出てしまう。

「年齢を重ねると共に体型が変わって、トリプルアクセルの成功が難しくなってきた。にもかかわらず、大一番で飛ばなくてはならないというプレッシャーを常に彼女は感じている。好成績も当然のように期待され、ただでさえ母の死で弱っているのに『母に捧げるV』のようなドラマも勝手に描かれてしまう。今回はメディアに潰されたようなもの」(前同)

 一部では、四大陸選手権後にストレスから激太りし、体調管理に失敗したのではないかとの報道もされている。それもトリプルアクセルへの期待や、母親の死をドラマに仕立てようとするメディアからのプレッシャーが大きな要因だろう。人気者の宿命ともいえるが、雑音のないところでゆっくり休んで本来の自分を取り戻し、復調してほしいところだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

『浅田真央公式写真集 MAO』


真央ちゃんも大変ですネ

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