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性行為の潤滑化も!? メタボ改善効果でトマトがバカ売れ


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※イメージ画像 photo by nternetbiz from flickr

 先月、「スーパーの店頭からトマトが消えた!」というニュースがテレビや新聞、ネットなどを駆け巡った。実際、スーパーや百貨店ではトマトジュースが品薄状態となり、Amazonや楽天など大手通販サイトでも品切れ状態になったとか。

 この"トマト騒動"は、京都大学・河田照雄教授のチームが「トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認」したと発表し、これをメディアが「トマト、メタボ予防に効果」と報道したからだ。記事には「河田教授は『人間の場合、毎食コップ1杯(約200ml)のトマトジュースを飲むことで同様の効果が得られる』と話している」と書かれていた。つまり、毎日600ml飲まなければならない計算だ。

 あくまでもマウス実験の結果なので、人間に効果があるのかどうかまだ不明だが、ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、トマトが健康に良い食材であることは世界中で認知されている。09年には「夜トマトダイエット」というダイエットが流行ったが、その時は毎晩夕食時にトマトを1~2個食べるだけというものだった。

 肥満が糖尿病など生活習慣病の原因になりやすいことは論を待たないが、男にとって屈辱的な状況になりかねないということをご存知だろうか。

 09年のファイザーの調査によれば、メタボと診断されたことがある人は、そうでない人に比べ、勃起機能が低下したと自覚したり、性交の失敗を経験したりする割合が高いのだ(国内成人男性7710人が回答)。調査では、勃起が不十分でセックスがうまくいかなかった経験がある人の割合は、メタボ診断された人は64.2%、そうでない人は47.9%だった。

 今回のトマト騒動、もちろん、メタボによるセックスの失敗を恐れた男が引き起こしたわけではないだろう。「夜トマトダイエット」のときの現象を考えると、女性が中心となって買いに走ったに違いない。女性がダイエットに強い関心を持っているのはいつの時代も変わらないが、男は逆に無関心すぎる。

 厚生労働省によると、生活習慣病を防ぐために08年度から始まった特定健診(メタボ健診)の10年度の受診率は43%だったそうだ。「12年度に7割」とする厚労省の目標にはほど遠い状況であり、これも男の無関心の表れだ。インポになって困る前に、この際トマトを毎日食べて健康管理したらどうだろう。
(文=上条泡介)

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まあ、飲むだけですから

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