※イメージ画像:フジテレビオフィシャルサイト「アナマガ」よりミス慶応の肩書きを引っさげ、2002年にフジテレビ入社後、長らく”朝の顔”として活躍してきた中野美奈子アナウンサー。現在も『とくダネ！』（フジテレビ系）で活躍している彼女だが、今年の3月でアナウンサー業から引退すると「週刊大衆」（双葉社）が報じている。
中野アナは10年3月に整形外科医の男性と結婚しているが、彼の仕事が多忙なため引退し、主婦業に専念することを決めたとのこと。また、フリーになることも考えてはいないそうだ。
中野アナは、”ナカミー”の愛称でニュース番組だけでなく、同局バラエティ番組の司会も務め、アイドルアナウンサー的扱いが多かった。しかし、3年前に『めざましテレビ』（同）卒業後に就任した『とくダネ！』（同）では、落ち着いた司会ぶりが高い評価を得ていたという。彼女の引退が本当ならば、フジテレビは看板アナウンサーをひとり失うことになるだろう。
そして、3月5日に『めざまし』から皆藤愛子が3月いっぱいで卒業すると発表された。皆藤は、早大在籍中の05年に同番組のお天気キャスターとしてデビューし、09年からは同番組のエンタメ担当の情報キャスターを務めていた。代わって4月からは今まで、木・金曜日のエンタメ担当キャスターだった山崎夕貴アナウンサーが週を通して同コーナーを担当するという。
「この皆藤の番組卒業は、中野アナの引退を見越してということが考えられますね。皆藤は今後、メインキャスターを務める『めざましどようび』（同）に専念するそうですが、彼女を土曜日だけしか使わないというのはありえませんよ。中野アナの代わりとして『とくダネ！』に出演するのでは？」（芸能ライター）
また、『めざまし』には山崎夕貴アナに加えて、出産を控え卒業が決定していたスポーツ担当の遠藤玲子アナウンサーの後任として、入社2年目の三田友梨佳アナウンサーの就任も発表されている。
「山崎アナと三田アナは、00年に放送された『チノパン』を始めとする、フジテレビの新人アナウンサーが司会を務める深夜のトーク番組『○○パン』シリーズの、『ヤマサキパン』、『ミタパンブー』にそれぞれ出演しています。この番組は新人アナウンサーの訓練の場ともいわれ、いわば”朝の顔”になる前準備。現在『めざまし』に出演している生野陽子アナ、加藤綾子アナも『ショーパン』、『カトパン』に出演していました。本当は彼女らを、中野アナの代わりに起用したいのかもしれませんが、中野アナの落ち着きはらった司会ぶりを新人アナウンサーが務めるのは難しいでしょう。また、皆藤は人気が高いですが、同局アナウンサーではなく、フリーのキャスターです。自社のアナウンサーをまずは『めざまし』に起用し、中野アナの後釜の看板アナウンサーとして育てたいという思惑があるでしょうね」（前出・同）
”朝の顔”の相次ぐ、卒業や引退の報に激震が走るフジテレビ。93年から長らく大塚アナメインの体制で番組作りを行い数々の看板アナウンサーを輩出してきた『めざましテレビ』だったが、三宅アナ体制化でリニューアルすることも発表されている。三宅『めざまし』は”朝の顔”として定着し、新しい看板アナウンサーを輩出することができるのだろうか？
（文＝木嶋陽介）
愛ちゃん……
