【連載】本多圭のオトコとオンナの芸能恥話

紳助”愛人”騒動に巻き込まれた小林麻耶の生き残る道は…

kobayashimaya1202.jpg※イメージ画像:『ドラマチック』√9/TSUBASA RECORDSより

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。

 フリーアナの小林麻耶と親しいTBSの知人によると、8月23日に暴力団との関係を認めて”電撃引退”した島田紳助の引退騒動以降、彼女からまったく連絡がなく、仕事に対して後ろ向きになっているようだという。この知人は「こちらに連絡したくても、恥ずかしくてできないのかもしれません。紳助の引退騒動で、紳助の愛人だったことが公にされてしまったんですからね」と語っていた。

 小林は青山学院大学在籍時代に日本テレビの『恋のから騒ぎ』に出演。当時から、紳助が「あの娘、かわいい」と目をつけていたという。TBS入社後すぐに、紳助が司会を務めるTBS恒例の『オールスター感謝祭』のアシスタントに抜てきされ、その頃から紳助の愛人というウワサはあったが、周囲にはその関係を否定して、清楚キャラを通してきた。2009年にTBSを退社してフリーになってからも、そのスタンスを崩すことはなかった。

 ところが、紳助の引退後、小林が紳助にとって”都合のいい女”だったことが、紳助が親しい知人に送ったメールで明らかになってしまった。紳助は仲間内には「あの娘はメチャメチャな女やで。誰か彼女をやりたいヤツがいたら、俺が紹介したってもええわ」と吹聴していたといい、そのことが週刊誌などで報じられてしまったのだ。

 これにより、彼女の清楚キャラのイメージは崩れ、そもそもTBS時代からアナウンサーとしての資質を問う声が上がっていたため、フリー後も仕事は減少気味だった。残されたレギュラー番組だったTBSの『がっちりアカデミーII』も、紳助の引退スキャンダル報道に呼応するかのように9月いっぱいで打ち切りになった。残るは、BSジャパンの『小林麻耶の本に会いたい』のみ。紳助スキャンダル以降、単発の仕事はあるものの、仕事のオファーが少なくなったようだ。

 本来なら、所属事務所セント・フォースがこうした際、積極的に大型の仕事を入れることでイメージの回復を図っていくものだが、今の事務所にはその力がないのか、若手の女子キャスターの売り出しを優先しているのか、小林をサポートする気配がみられない。こうなると、残された道は大手プロに移籍して、タレントか女優として再出発するしかなくなってしまうが……。

 それにしても、一時的にせよ、ほれた女をこれほどまでにボロクソに言う紳助という男は最低だ。芸能界復帰もウワサされているが、小林の女子アナ生命を奪った紳助に戻る場所を作るようなことをしてはいけないだろう。
(文=本多圭)

『原色美人キャスター大図鑑』

 
もう清純派ではないな

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