ミタの影響で”家政婦”ブームは来るか?

kaseifu1202.jpg※画像:日本テレビ『家政婦のミタ』オフィシャルサイトより

 11月30日に放送されたドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)第8話の平均視聴率が29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。これは大沢たかお主演の人気ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)の最終話(6月26日放送)の平均視聴率26.1%を抜き、今年放送の連続ドラマの中で最高の視聴率となったようだ。瞬間最高視聴率は31.5%(22時37分)であるから、平均視聴率の30%超えは目前ともいえる。

 さらにウェブサイト『日テレ屋web』では、このドラマの中で、松嶋菜々子演じる主人公の三田灯が持っているバッグを再現したドクターズバッグも販売されており、価格は65,000円ながら問い合わせも多いという。今後はこのバッグが三田の過去とも関わってくるというから、さらにバッグへの注目度が上がることは必至だろう。

 そんな『家政婦のミタ』フィーバーが、やはりここへも……というところまで波及しているようだ。東スポが報じるところによれば、ドラマが放送されるたびに女子高生や女子大生の間で家政婦ブームが加熱しており、今後、就職先として家政婦がランキング上位を占める可能性もあるという。

「かつてキムタクが主演したドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系)で柴咲コウが演じていた整備士に人気が集まったり、同じくキムタク主演の『HERO』(フジテレビ系)が人気を集めたら、松たか子演じる検察事務官の求人に有名私大の大学生が殺到したりと、過去に人気を博したドラマの影響を受けて、その時期時期の人気職業は変わってきました。変わり種でいえば『嬢王』シリーズ(テレビ東京系)なんかによるキャバ嬢人気なんかもありますよね」(芸能ライター)

 ドラマでは三田が無表情で依頼主の仕事を完璧にこなす様がすでに女性の間で評判になっているともいわれている。これまでの例を見れば、世の中において、高い視聴率をたたき出したドラマが取り上げている職業に強い憧れを抱いたり、その進路に進もうと思うほどに影響を受けるというのはごく普通の流れのようだ。すでに、11月30日放送の『ミヤネ屋』(読売テレビ)では、家政婦という職業について、現役の家政婦や家政婦紹介所へのインタビューを敢行しており、その予兆はみられる。家政婦には資格は必要なく、(ホームヘルパー等の資格があれば有利ではある)、もしかしたら近い将来、人気職業ランキングの上位に”家政婦”が君臨する日が来るかも?
(文=ひじかた☆さとし)

『出張、全裸家政婦。』

 
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