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成人映画のバリアフリー化を実現!! エロバリ第2弾『姉妹狂艶』上映記念スペシャル対談


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左:木下柚花ちゃん、右:範田紗々ちゃん。劇中でも本当の姉妹のような息の合いよう。

 昨年行われた老舗ピンク映画館・上野オークラ劇場の新装オープンに伴い、今、成人映画が若い世代や女性たちに見直されつつある。AVと誤解されがちな成人映画ではあるが、かつては新人監督の登竜門として存在し、数々の名監督を排出している。時が流れ世は平成時代を迎えても存在意義は変わっていない。濡れ場シーンを盛り込むと言う必須条件はあるものの、作風はいたって自由かつ奇抜なものが多く、アンダーグラウンドな世界観にどっぷりハマってしまう若者が増えているのだ。また、女性誌に紹介された経緯もあり、オークラ劇場の周りに妙齢の女性たちの列ができたばかりか、ピンク俳優の私設ファンクラブまで誕生したのである。

 とはいえ、まだまだ閉鎖された空間。劇場で観てみたいけれど、敷居が高そうでどうも尻込みしてしまう。観客は年配の男性ばかりのような気がして女では立ち入れそうにない。興味はあるけど聴覚に障がいがあって劇場での鑑賞は無理......。こんなさまざまな理由で、尻ごみしている方も多いのでは?

 では、人気AV女優を起用することで年齢的敷居をなくし、女性でも見やすい劇場で上映し、さらに字幕&ナレーション付きのバリアフリー仕様の成人映画であれば、観に行きたくなるはず!

 実はそれ、すでに実現していたりする。老いも若きも、男も女も、そして障がいを持つ人達にも、皆平等に成人映画を劇場で楽しめるオープンな環境を提供したい。そんなスローガンの元、昨年夏に始まった一大プロジェクト【エロバリ】(エロティック・バリアフリー・ムービー)がそれだ。主演女優は人気女優を厳選し、完成した映画にはベテラン女優がラジオドラマ風の聴きごたえのあるナレーションを収録。さらに大きな字幕付きなので、視覚、聴覚に障がいのある方にもリアルな興奮を体感できる仕様となっている。

 待望の第2弾は美しき姉と妹が、愛する男を取り合う官能劇『姉妹狂艶』。監督は成人映画の他、『もう頬づえはつかない』『ラブレター』など女性映画の名作を生み出している巨匠・東ヨーイチ監督だ。そして気になる主演女優は、なんと昨年惜しまれつつAV界を引退した名女優の範田紗々ちゃんと、現役AVアイドルの木下柚花ちゃん。先輩女優の紗々ちゃんが恋愛下手な妹となり、セクシーお譲様キャラの柚花ちゃんが年下ながらもしたたかな姉を熱演。妖しいエロスで男達を翻弄しながら、互いに愛しあい傷つけあう奇妙な姉妹愛を描いていく。

 上映を記念して主演女優2人のスペシャル対談が実現したので、早速紹介しよう。

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『姉妹狂艶』公式サイトはこちら

──『エロバリ』プロジェクトに関する率直な印象は?

範田紗々(以下、範田)「今まで障がいのある方たちがアダルト作品を観ると言う印象が全くなかったので、勉強になりましたね。今回のプロジェクトに参加したいと思った理由は、そのような方にも楽しんで貰いたいという思いもありましたし、上映される映画館『ポレポレ東中野』が紗々が好きな劇場だったから。女性1人でも入りやすいし、ファンが大勢いる人気の劇場なんですよ」

木下柚花(以下、木下)「私はAVデビューしてまだ2年弱。映画どころかVシネ出演の経験もないので不安を感じたのですが、完成されたエロバリ作品を観て感激したんです。女性の声で副音声が入っていると聞いて、最初は淡々としたナレーションなのかと思っていたら全然違ったんですよ。『おやおや......うふふ』みたいな感情がこもったもので。これなら目の不自由な方でも楽しんで貰えるなって上映が楽しみになりましたね」

──演じるのが難しい作品だったと思いますが、監督から特別な指示はあったのですか?

範田「オーディションに行った時に監督にメイクが濃いと言われたので、受かる自信はなかったんです。これまでAVやVシネのお仕事をさせていただいて、いろいろ過剰になっていたんだなと反省もしました。今回はより自然にナチュラルにと指示を受けました」

木下「監督は常に素に近い姿がみたいとおっしゃってましたよね。演技も反応もハデにしないで自然にねって。特に女性向けとか障がいのある方のための演出などはありませんでしたね」

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『姉妹狂艶』(c)2011 シグロ、レジェンド・ピクチャーズ、ミッドシップ

──驚いたのが、紗々ちゃんが妹で柚花ちゃんが姉ということです。この配役を知った時にどう思いましたか?

木下「驚きましたよ。最初は私が妹役だったんですから。でも、衣装合わせの時に監督が私の仕草などをみてお姉さんっぽいと思ったらしくて、その場で反対になったんです。監督の直感で決まったんです」

範田「え? そうだったの!? 私、しっかりしてなかったのかな(笑)」

──でも作品の中ではしっくりきてましたよ。

範田「あはは......よかった。どの役柄もそれぞれ個性があって、理解するのに難しい面もあるかもしれないけれど、観てくれる人がそれぞれの役に感情移入してくれるといいな」

木下「たしかに、登場人物は私たちの他に相手役の男性が2人いるのですが、みんな分かりやすい人達ではないですからね。でもその分、考えながら見て貰えると思うので、観る人の想像の幅を広げる作品になったと思ってます。まぁ、おねえちゃんが一番悪い人というのは間違いないですけど(笑)」

範田「あはは。妹はいつもお姉ちゃんに恋人を取られちゃって、今回ももしかして? って感じだよね。私、実際は姉なので、妹っていろいろ辛い思いしてたのかなって考えさせられちゃった」

──では、妹に見て欲しい?

範田「うん、観て貰いたいな」

木下「まさか、妹の彼を取ったことがあるんですか?」

範田「ないない。妹は元ヤンだから趣味合わないもん(笑)」

木下「それは(苦笑)。実は私には姉がいるんですよ。だから、妹の気持ちしか分からないけど、もし姉だとしても妹の彼氏は取らないだろうなぁ。劇中、姉妹が一緒にビリヤードで遊ぶシーンがあるんですけど、そこで私は『また交換しちゃう?』みたいに言うんですね。本当に悪い女ですよね~(笑)」

範田「うん、悪い(笑)。それなのに妹ったらお姉ちゃんと仲良くしてるんだよね。実際はないだろうなぁ。彼氏がアナル試してこない? とかまで話しちゃってるし」

木下「仲がいいのはいいけれど、そこまで筒抜けなのはね。でも、映画ならではの不思議な関係が楽しめると思いますよ。エンディングシーンも印象的ですし」

──AV女優としてベッドシーンは力が入った場面だと思うのですが、実際やってみてどうでした?

木下「難しかったです。ピンク映画やVシネをご覧の方はご存じだと思うんですが、AVと違って表現方法が全く別なのでたいへんでしたね。AVだとストレートだからそのままでできるんですけど、やはり今回は映画なんだと思うと、どこかで理性が働いてしまって。"素に魅せる"ことの難しさを感じました」

範田「そうなんだよね。私達にとっては『前張り』の存在って大きいから。あんなに薄い布一枚のへだたりで、どんなに相手とくっついても一つになれていないというのを実感しちゃう。でも、私はベッドに倒れ込んだ後は意外に自由にやらせて貰えたので、素でできたかなって思うよ。まぁ、慣れもあるのかもしれないけれど」

木下「そうですよね。紗々さんが絡みの後にベッドで写真を撮り合っているシーン、あれ凄く自然体で良かったです」

範田「うん、あそこは元写真屋としても嬉しかった~。エッチなシーンなんだけれど綺麗な画面なので嬉しかったよ」

木下「セックスの直後にベッドで焼きそばを食べるシーンも好きです。食べずらそうなのが逆にリアルで食い入ってしまいました」

範田「あはは。意外にね、食べながらしゃべって演技するのって難しいって分かった。苦労したけど喜んで貰えたならよかった。そういうさりげないシーンって、AVではなかなか見られないし、女性の目から見ると感情移入できる部分だと思うから、本当にいろんな人に楽しんで欲しいな!」

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『姉妹狂艶』(c)2011 シグロ、レジェンド・ピクチャーズ、ミッドシップ

──お互いのシーンで印象に残っている場面は?

範田「紗々が彼氏の部屋に行ったら、お姉ちゃん(柚花)と浮気してて、お姉ちゃんが気まずそうに部屋を出ていくシーン。全裸にシーツだけ巻いてこそこそっと出ていく姿があんまり悪びれてなくって、『あなたのモノを勝手に使っちゃってごめ~ん』くらいの軽いノリなのかなって」

木下「えへへ......そう見えたぁ? 私はどこかなぁ。紗々ちゃんはたくさんいいシーンあるからなぁ。あ、ラストシーンかな。あのぶっちょう面が可愛いし面白かったし。あの演技力はさすがだなって。あとはお尻。スタイルいいな~って見惚れちゃいました」

範田「じゃ、お尻アイドルとして再デビューしちゃう?(笑)」

──バリアフリーの中には女性も含まれているんですよね? 同性としてはどんな感じなの?

範田「嬉しいですよ。AVとは違って女性も見やすい綺麗なセックスシーンが売りですからね。こういう作品ってなかなか女性は観る機会がないと思うけど、劇場自体が女性にも入りやすい場所なので、ぜひこの機会に鑑賞して欲しいです。あとは目の不自由な方や高齢者の方や劇場のファンの方にも楽しんで欲しいし。とにかく誰でも大歓迎です!」

木下「そうですね、私も同じ。私はこういった作品は初めてなのでAVでの私しか知らないファンの方には是非観て欲しいですね。あとは、姉妹で揃ってきてほしいな。こんなオープンなエロもあるんだって斬新だと思いますよ」

範田「姉妹いいね! でも、彼氏を共有する姿を見て『わかるわかる~』って頷かれたらビックリしちゃうけど。くれぐれも喧嘩だけはしないで貰いたいな(笑)」

木下「姉妹、兄弟限定試写会とかあったら凄そう(笑)」
範田「そうだね。兄と弟ってどうなんだろう。気まずくなるだけかも? その反応もみてみたい気もするぅ(笑)」

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『姉妹狂艶』(c)2011 シグロ、レジェンド・ピクチャーズ、ミッドシップ

──舞台挨拶もあるそうですね?

範田「そうなんです。10月29日、30日、11月5日、11日に行います。そこで皆さんの意見や感想を伺えたら嬉しいですね。ぜひ、恋人同士や女友達同志などで遊びに来て下さいね」

木下「そうですね。これをいい機会にして、いろんな方にこういったプロジェクトがあるのだと知って欲しいです。緊張しますけど、今から皆さんにお会いできる日を楽しみにしています!」

 2人の話からも分かるようにバリアフリー=福祉目的ではなく、クオリティは成人映画の深みと興奮がそのまま味わえる本格派。エロバリ第1弾『ナース夏子の熱い夏』『私の調教日記』は、上映直後から女性をはじめ多くの福祉関係者からも絶賛の声が上がっているというので、ますます期待は高まるばかりだ。難しいことは考えず、目でも耳でも楽しめる全方向型エロ作品としてまず楽しんで貰いたい。3D映画とは全く違った躰にしっくりなじむ迫力と、観終わったらポイが日常のAVとは違う脳に残るまったりとしたエロス。味わったことのない高揚感に包まれること請け合いのこの作品を、ぜひ全身で体感していただきたい。
(取材・文=文月みほ)

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エロバリシリーズ第二弾『姉妹狂艶』上映劇場&イベント情報

◆ポレポレ東中野/レイトショー
日程:10月29日(土)~11月4日(金) 21:00~
☆10/29(土)上映後、東ヨーイチ監督、範田紗々さん、木下柚花さん舞台挨拶
☆10/30(日)速水今日子さんによる副音声生ライブ上映

◆UPLINK FACTORY/モーニングショー
日程:11月5日(土)~11月11日(金) 10:45~
☆11/5(土)上映後、範田紗々さん、木下柚花さん舞台挨拶
☆11/11(金)上映後、範田紗々さん、木下柚花さん、東ヨーイチ監督舞台挨拶



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美人かつ巨乳の姉妹、あなたはどっち派?
■映画公式サイト http://cine.co.jp/erobari/
■範田紗々のパンダ日記 http://blog.livedoor.jp/handa_sasa/
■木下柚花のオフィシャルブログ☆YUZUKA日記☆ http://blog.livedoor.jp/kinoshitayuzuka/

『姉妹狂艶』DVD


できれば劇場で体感してもらいたい!

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