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『クイズ☆タレント名鑑』がヤラセ!? 『篤姫』の脚本家は替え玉だった!? 混迷する日8戦争を制するのは......


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※画像は『江(ごう) 姫たちの戦国 前編』/日本放送出版協会より

 現在日曜夜8時に放送されている2つの番組にスキャンダルが浮上した。やり玉に挙げられたのは『クイズ☆タレント名鑑』(TBS系)と大河ドラマの『江』(NHK総合)。それぞれ、『タレント名鑑』にはヤラセ疑惑が、『江』には担当脚本家である田渕久美子氏の過去作品に替え玉疑惑が生じた。ネットや週刊誌を中心に報道された両番組のスキャンダル。詳細を知らない読者のためにまずは概要を説明しておく。

『タレント名鑑』にヤラセの疑惑がかかったのは今月15日の放送分。この日の放送は、番組側が任意で選んだアーティストたちをカラオケ店に集め、その店に来た客が集められたアーティストたちの歌を歌うまで帰れないという人気企画だった。集まったアーティストたちには鈴木早智子や諸星和己、岩崎良美など、近ごろめっきりテレビでは見掛けなくなった往年のスターたちがそろう。そんな企画で巻き起こったヤラセ疑惑とは、カラオケ店にやってきた一般の女性客が若手芸人なのではないかというものだ。

 視聴者の指摘によって持ち上がったこの疑惑はすでにネットによって検証されており、ただの一般客として登場した女性は元吉本興業所属の"下駄チャーハンネジ"という芸人だったことが判明した。この問題の浮上に、吉本側は「すでに引退して、芸人ではない」と発表。同番組のMCを務めるロンドンブーツ1号2号の田村淳は、ヤラセの指摘に対してtwitter上で「ガチです」と反論している。

 対して『江』で上がったスキャンダルは、脚本家の田渕久美子氏の過去について。17日に発売された週刊誌「FLASH」(光文社)によれば、08年に田渕氏が脚本を務めて大ヒットした大河ドラマ『篤姫』だが、実はその脚本のほとんどを別の人間が書いていたのだという。そして、その別人物とは田渕氏の兄でコピーライターの田渕高志氏だという。同誌には私設秘書の証言として「『篤姫』の脚本は(中略)久美子さんのお兄さんの田渕高志さんがほとんどを書いていました......」と載っている。この報道に対して田渕氏やNHKから正式なコメントはない。

 くしくも同じ時期にスキャンダルが取りざたされた日曜夜8時の2番組。ネットなどで展開される視聴者の反応はまったく異なったものだが、その真意は同じところにあると言える。例えば、『タレント名鑑』のヤラセ疑惑には「面白ければいい」「そもそも番組自体がヤラセみたいなもの」「よくあることだ」といった意見が多かったのに対し、田渕氏の替え玉疑惑には「誰が見てもつまらない『江』と、あんなに面白かった『篤姫』の脚本家が同じはずはない」「スキャンダルは、退屈すぎて低迷する『江』の脚本家を無理やり替えるためのNHKの罠w」という意見が多数を占めているのだ。つまり、視聴者にとってみれば、ヤラセだろうと替え玉だろうと面白ければ何でもいいというわけだ。

 歴史考証のトンデモさや出演俳優陣の奇妙な演技で、スキャンダルがわき上がるほど不評を買っている『江』だが、5月までの平均視聴率は19.3%と高い数字を残している。いかに業界内での評判が高いとはいえ、10%前後をさまよっている『タレント名鑑』と比べるのは間違っているのかもしれない。やはり、高年齢層に根強い人気の大河が強いということははっきりしている。

 そんな大河ドラマに真っ向勝負を挑み、時折勝利するのが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)だ。昨年1年間の平均視聴率は16%前後で大河ドラマ『龍馬伝』の平均18.6%にあとひと息というところまで迫った。今回の田渕氏のスキャンダルが今後の『江』にどう響くは未知数だが、展開によっては、民放の番組として初めて年間平均視聴率で大河ドラマを上回るなんてこともあり得る。残念なのは4月から始まった『爆笑 大日本アカン警察』(フジテレビ系)だ。「14年ぶりにダウンタウンが日曜夜8時に復帰」という触れ込みのもと放送を開始した同番組だが、視聴率は軒並み1桁をたたき出し、すでに打ち切りの噂までささやかれるほど。トップを目指すなら、番組に大きな改革が必要なのは明らかだろう。

 ここ数年続く日曜夜8時の『大河』VS『イッテQ』という構図。以前なら大河の独走だったと言える時間帯に待ったをかけた『イッテQ』の功績は大きい。そんな『イッテQ』の魅力は、世界中を飛び回り、本気で泣き叫ぶタレントたちだ。彼らの表情にはヤラセも演出も疑わせない問答無用の本気さがある。だから大人も子どもも楽しめる番組に仕上がっている。そして記者は、今回ヤラセの疑惑が上がった『タレント名鑑』にも、その本気さがあると思っている。本気じゃなければ、あれほど悪意に満ちた企画を放送することはできないからだ。現在ヤラセ報道の渦中にある『タレント名鑑』だが、そのヤラセ疑惑すら本気で面白がれる覚悟があれば、きっと日曜夜8時を制することができるのではないだろうか。

(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

『ゴーストライター』


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