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きっかけはヒーハー!? 売れっ子芸人たちのブレイクポイント


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※画像は『splash!! vol.2』/双葉社より

 4月25日早朝、お笑い芸人・ブラックマヨネーズの小杉竜一に第1子となる男児が誕生した。各種報道によると、ちょうど仕事がオフだったという小杉は出産に立ち会えた様子で、「ベイビーヒーハーが誕生しました! うれしいです! 頑張っていきますのでよろしくお願いします!」と喜びのコメントを寄せた。

 2月にはビートたけしが審査委員長を務める『第11回 ビートたけしのエンターテインメント賞』で日本芸能大賞を受賞したブラマヨ。4月に入ってからも、『第46回上方漫才大賞』の大賞を受賞や、ゴールデンタイムでの初冠番組スタートなど、その売れっ子振りは勢いを増すばかり。彼らの今春からの活躍は、すでに同世代の芸人の中でも頭ひとつ抜き出たものと言える。数年前まで、数多くいる売れっ子若手芸人のうちの1組だったブラマヨ。彼らがここまで売れた理由とはいったい何だったのだろうか。

「ブラックマヨネーズという芸人が全国区になったのは、何と言ってもM-1グランプリでの優勝が大きいですよね。ただ、彼らと同じようにM-1で優勝したコンビというのは他に9組いるわけです。しかし、彼らほどに売れているかといえば、そうでもないのが現状です。ではなぜ彼らが他の9組より売れたのかというと、それはひとえに"ヒーハー"というギャグが大きかったと言えるでしょうね。近畿地方で放送されていた『発見!仰天!!プレミアもん!!! 土曜はダメよ!』(読売テレビ系)の中で、司会の藤井隆に無茶振りをされたのがきっかけで生まれたというヒーハーは、後に『お試しかっ!』(テレビ朝日系)の人気企画「帰れま10」の中で多用され、一躍流行語となりました。09年の4月のことです。一気に存在感を示した彼らのその後の活躍は、皆さんもよく知っている通りです」(業界関係者)

 確かに、この関係者が言うように、ブラマヨの2人も、今春から始まった自身のトーク番組『ブラマヨとゆかいな仲間たち』(テレビ朝日系)の中で、事務所の先輩であるサバンナの高橋に「いつごろから売れ出したって思った?」と聞かれ、謙遜しながらも「ヒーハー以降かな......」と返答していた。「帰れま10」でヒーハーを披露してから、それまで1回きりだったような仕事も、続くようになったというのだ。この言葉を聞いた高橋は、そんなヒーハーを「どえらい発明品」だと形容し、ブラマヨを同世代で間違いなくトップ3に入るコンビだと持ち上げた(ちなみに高橋の方が先輩)。お笑いに詳しいライターがこんなことを言う。

「M-1で名を挙げた芸人のほとんどはその後活躍の場を広げていますが、その順位と出世具合は必ずしも比例しません。今もっとも売れている若手といえばタカアンドトシでしょうけど、彼らは優勝してませんからね。それでも今の彼らは多数のメイン番組を持ち、週のレギュラー出演番組は13本ほどになります。昨年末に優勝した笑い飯よりスリムクラブの方が全国放送でよく見かけますし、オードリーや南海キャンディーズの活躍は歴代優勝者を凌ぐほどと言えるでしょう。そもそも彼らはM-1の決勝大会にまで残る実力者ですから、売れるのは当然として、より売れるか売れないかは、その後のタイミングや運などが重要になってくるのかもしれませんね。いわゆるきっかけってやつですかね。そういう意味で、ブラマヨの小杉のヒーハーは、タイミングといい、彼の個性にマッチして、見事な発明品だったわけです」(お笑い専門ライター)

 さらにこのライターは小杉のヒーハーと同じような例を挙げてくれた。

「ロンドンブーツの田村淳が、最近よく番組でメインを務めるのを見かけますが、彼の出世の要因も、ある番組の運ともいえる出来事がきっかけでした。それは06年に放送された『第2回 史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』(TBS系)で、彼がダウンタウンの浜田と即席コンビを組んだことです。番組内で、彼は浜田に対して怒涛とも言えるツッコミを見せました。あの大先輩の浜田にです。それ以降、彼の評判は業界内でも視聴者の間でも180度変わったと言ってもいいでしょう。それまでの彼といえば、彼自身というより、番組の企画の面白さに目が向けられがちなタイプの芸人でしたからね。しかし、彼の浜田に対する容赦ないツッコミは、彼自身の面白さを再認識させるのに十分だったわけです。それをきっかけに、彼は今のメインという立ち位置を獲得したといっても言い過ぎではないでしょう。また、バナナマンの日村も『リンカーン』(TBS系)の「ウルリン滞在記」で、パラパラ修行というロケを見事に成功させ、感動まで巻き起こす活躍で一皮向けたと言えますし、有吉の「おしゃべりクソ野郎」というのも、まさにヒーハーと同じ類の発明品といえますよね」(前出)

 最後にこのライターは、「テレビに出ている芸人はすでにその時点で売れっ子だと言える」と付け加え、「さらにその1段上の売れっ子になるには、時として神がかり的なひと言や出来事が必要なのでしょう」という。まさにヒーハーしかり、淳の浜田との即席コンビしかり、彼らの発言や偶然ともいえる抽選の結果での出来事は、神がかり的なものと言えるのかもしれない。

 しかし、それらの出来事も、今思えば光っているというだけのこととも言える。きっと彼らは、誰からもスポットライトを浴びなかった、何千何万という数多の出来事や発言を経て来たに違いない。そういった無数の報われない思いをして、それでもなお諦めなかったからこそ、ついに神がかり的ともいえる出来事や発言に巡り合えたのだろう。そして、そんな瞬間に巡り合えた視聴者はこの上ない幸せ者に違いない。

(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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