『女尻』葵つかさ

 味噌汁の味の違いと女性のお尻の魅力に気づくことができれば大人の仲間入りだ。昔、そんな話を知人男性から聞いたことがあった。巨乳や美脚ほどの派手さはないものの、お尻というパーツは女性らしさと羞恥心を引き出すもっともよいツールだと言う。話を聞いた時にはピンとこなかったが、この「女尻」シリーズを初めて見た時、全てを理解した。そんな記憶がある。

 この「女尻」シリーズは、言わずもがなアリスJAPAN伝統の人気シリーズ。女優のお尻にスポットをあてた作品で、トーク、映像、プレイの全てが尻づくし。女性にとってお尻というのは、もっとも油断しているパーツで、だからこそ改めて注目されると、戸惑いと恥ずかしさがこみ上げてしまうもの。最新作に登場した清純派美少女の葵つかさちゃんもその一人。テーマがお尻と聞いて、明らかにテレた表情を浮かべる。

 オープニング早々、四つん這いになってお尻をツンと突き上げる「女尻ポーズ」を取るように指示されたつかさちゃん。成長と共に大きくなっていったという尻は、ポーズをとった途端に、ぷくっと膨らんだ可愛い逆ハート型を形成し、思わず「おぉ~!!」と歓声を上げてしまったほど見事なものだった!! それは、美少女だと思っていたつかさちゃんが、急に「オンナ」に写った瞬間でもあった。

 そのままの姿勢でバックから舐められ、指で掻き回されると、もじもじと腰を揺らして感じる彼女。背面騎乗位で尻コキ、シックスナイン、バックピストンと、徹底的な尻攻撃を受けると、まるでデビュー作のような恥じらいの表情を浮かべる。さらに、騎乗位オナニーを尻サイドからじっくり観察されるとアナルまで丸見えに。すると今度は羞恥心を超えた興奮を感じ始め、朦朧とした眼で甘い息を漏らし始める。

 強引に犯されている感覚に浸れるのでバックが好きという女性は多いが、そういう女の子はたいていM属性が高い。まさか、つかさちゃんも真正Mなのだろうか? 時折悪戯っぽい笑いを浮かべる彼女に、実はSなのではないかと感じていたので、この反応には驚かされた。もしかすると、本作で彼女自身も自分の中のM属性を思い知らされたのかも?

 最高に健気で、最高にうぶな喘ぎにドキドキと心が弾んでしまった。そんな嬉しい1本である!
(文=文月みほ)
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◆メーカー:アリスJAPAN◆品番:DV-1225◆時間:120分◆価格:2980円