『女教師の誘惑』黒木麻衣

 罪なオンナというのは、いつも瞳を武器に使う。クールな視線でこちらを貫いたかと思うと、不意うちのように甘い視線にすり替える。「え?」と戸惑ったその一瞬で、「ズッキュン」。ものの1秒で理性を打ち抜かれてしまう。

 さて、この黒木麻衣さんも、そんな罪なオンナのひとり。とある男子校で教鞭を振るう彼女は、一見すると堅物でイヤな女教師。テストを返却する際、成績優秀な生徒には優しい視線を投げかけ、一方、成績の悪い生徒には別人のような冷たい目で説教する。この作品はそんな授業のひとコマから始まる。

 放課後に成績の悪い生徒を居残りさせ教育指導をする彼女。しかし、その最中に生徒から、先生のことが好きで勉強に身が入らないとことを告げられると、それまでの毅然とした聖職者の表情が、一瞬にして崩壊。戸惑いに目を伏せ、その途端にオンナの色気を放っていく。その瞬間「ズッキュン」と、見ているこちらも打ち抜かれてしまう。

 気が付けば、目の前で繰り広げられていくのは濃厚フェラシーン。全ては罠だったのか!? 積極的に服を脱ぎ捨て、よだれまみれで若い男子のチ●ポにしゃぶりつく姿からは、先ほどのクールな印象はない。ずるいくらいにエロティック。これぞ、罪なオンナ!

 その後も、彼女は次々と獲物を打ち抜いていく。保健室で弱った教え子の胸をさすって解放するうちに発情。こらえきれないという目で馬乗りになると、スカートを脱ぎ捨て、ふくよかな尻を押し付けセックス治療に精を出す。

 生徒指導室では万引きをした生徒を呼び出し説教。黒ストッキングをまとった美脚を優雅に組んで誘惑し、その足を奉仕させ、勃起したとみるや、その足で踏みつけてせせら笑う。

 バスケ部の部室ではジャージ姿で登場。逞しいバスケ部の生徒に愛を打ち明けられて、ニヤリ。

「嬉しいわ。私が気持ちいいことしてアゲル」

 と、手コキを始める。来るもの拒まずなのか!?

 ラストシーンでは、エロ本を持ち込んだお説教セックス。渾身のエロスをぶつけ、これでもかと快感をむしり取る。

 こんな女教師がいるはずないけど、ここまで見せつけられると夢見ちゃうよね。
(AV評:文月みほ)
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