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李下に冠を正さず!! 「DV男」にされない10の鉄則


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*イメージ画像:『DV ドメスティック・バイオレンス スペシャル・エディション』

 ドメスティック・バイオレンス、略してDV。家庭内における弱者、一般的には女性に対する家庭内暴力を指す。70年代にアメリカの女性運動家の間で使われるようになったこの言葉が、海を越えて日本でも多用されるようになったのが90年代から。現在では、直接的な暴力を伴わないものもDVに分類されるようになり、また、かかる経緯から、DVの加害者とみなされるのは、ほとんど男性だけである(国内でDV被害を扱う機関の多くが、「被害者が女性のもの」だけをDVとして扱っている)。

 ひとたびDVと認定されてしまうと、妻からの離婚訴訟はほぼ間違いなく成立する上に、裁判所から妻への接近禁止命令が出たり、損害賠償や慰謝料が請求される確率がグンとアップ。家庭に子どもがいる場合には、養育費が請求されたあげく、親権の獲得も絶望的となる。また、DV加害者として扱われたその履歴は残ることになり、再婚などに際しても足かせになることは確実だ。

 そこでここでは、「DV加害者」というレッテルを貼られないための10の鉄則を紹介したい。近年では、同居していない単なる恋人間でも「デート DV」としてDVが起こり得るとされている。以下は夫婦間におけるDVについて書いているが、未婚のカップルにおいては、「妻」を「彼女」と、「夫」を「彼氏」と読み替えてほしい。

1.暴力やそれに類することは厳禁
 当然だが、女性に対して暴力を振るうのは絶対にダメ。傷を負わせるような行為はもちろん、力を控えてのヒットも、暴力のうちに入る。また、侮蔑的な発言だけでも、「言葉の暴力」としてDVに問われる危険性がある。

 たとえ妻の側が殴る蹴るをしてきたとしても、じっと耐えよう。反撃するくらいなら正当防衛、と思いきや、それで過剰防衛に問われる可能性も捨てきれない。夫が傷を負ってもそれがDVと認定されることは難しいが、妻が傷を負えばそれはDVなのだ。

2.凶器になるものを手の届くところに置かない
 容易に凶器となるようなものは、手の届くところにおかないほうがいい。たとえ単なるオブジェだとしても、居間に斧や棍棒がある家庭は問題外。実際に凶器として使用しなくとも、「逆らうと、あの棍棒で殴られると思って......」という恐怖心を、妻に抱かせているとみなされることになる。

 他にも、現実のDVにおいては酒瓶やバットなどが凶器として利用されていることが多いので、野球やお酒を趣味にしている人は要注意だ。理不尽に思えるかもしれないが、「DV男」扱いを避けるためにはやむをえまい。

3.モノにあたらない
 人間に対して暴力をふるわなければいいのかというと、そういうわけではない。人を殴る代わりにモノを殴るのも、それを見ている配偶者に恐怖心を与えることを通じて、DVとして扱われる。

 妻に手をあげられないからといって、花瓶をガシャーンとやったり、壁をボコンボコンとやったり、紙をクシャクシャっとやったりしてはダメ。エアキャップをプチプチするくらいにとどめておこう。

4.家計は妻に任せるか、予算承認制にする
 近年DVの一形態だと認定されるようになったのが、妻にお金を渡さないという「経済的DV」。結婚生活を営んでいる以上、夫は妻に生活費を必ず渡さないといけない、ということになっている。稼ぎがあるにもかかわらず、必要なだけのお金を妻に渡さなければ、それは経済的DVになるということだ。

 一方で、「夫の小遣いが少ない」というのはDVにはならないわけで、我々男子の側からは不公平感も拭えない、というのが正直なところだろう。

 「経済的DV」扱いと、小遣いがロクにもらえないという事態の両方に対策するためには、家庭の予算をすべて妻との合議制にするのがベストではないかと思われる。その際には、のちのち経済的DVを疑われないように、議事録や、予算を示した書面、実際の家計簿などを作成するようにしておくのが望ましい。

5.SMプレイは厳禁
 合意の上でも、妻をMとしたSMプレイに及んだという事実は、法廷では夫側にとって不利に働くことが多い。プレイ中の事故で怪我を負わせた場合には、傷害罪に問われる可能性もある。

 「夫は私を毎晩縄で縛って、ムチで打っていました」と証言された日には、たとえそれが合意の上でのSMプレイだったとしても、DV男確定だ。ただし、夫がM男である場合には特に問題ないので、そっちの趣味の方は、思う存分ムチで打たれ続けてください。

6.要求されたとき以外SEXはしない
 DVの中でも多いのが、夫から妻への性行為の強要。妻がノリ気でないときに性行為を求めたとすれば、それは妻にとって、「性行為を強要された」ことになる。妻からの要求があったとき以外は、夜のお楽しみも我慢したほうがいい。かといって、正当な夫婦関係(すなわち、SEX)がないことは離婚の理由ともなる。妻からの「お誘い」があった際には、必ず満足させなくてはならない。

7.裸の写真や動画の撮影はNG
 近年ではポラロイドのほか、デジタルカメラやデジタルビデオも普及し、コトを写真や動画の形で残しておくのも容易になっている。だが、妻の裸の写真や、性的なシーンを含む動画の撮影、またそれを保持するのも、やめておいたほうが賢明だろう。

 妻の側が、「裸の写真や動画を押さえられており、反抗することによって、それを公衆の面前に晒されるおそれがあった」と言えば、アナタの秘蔵ライブラリーもたちまちDVの証拠物件に。デジタルビデオ男は自動的にDV男になる仕組みなのである。

8.妻に不利なルールは作らない
 DVの典型例のひとつとされるのが、規則を設けて、それに違反した妻に対して行われる暴力的行為。「夕食の準備が遅れたら殴る」などが、本物のDV男たちが設けているルールの例だ。

 そこまで一方的なルールでなかったとしても、それが「合意に基づく家庭内の規則」か、「規則を強制することによる女性の支配」かは、受け取る女性の側の主観によることになってしまう。したがって、妻が不利になる可能性のあるルールは作らないほうが無難だろう。たとえば、「朝帰りは罰金一万円」というルールを作るとしても、妻をその対象にしてしまうと、「束縛男」「DV男」のレッテルに一歩近づくことになる。一方的に感じるかもしれないが、そこは我慢しよう。

9.家庭で仕事の愚痴を言わない
 たとえ些細な夫婦喧嘩だったとしても、「夫はいつも、仕事のストレスを私にぶつけてくるんです」とひと言付け加えられれば、はた目には立派なDV 男に。井戸端会議などでは、満場一致で「夫が悪い」ということになってしまう。そのような事態を防ぐためにも、仕事の愚痴を家庭に持ち帰るのは自重しておいたほうがよさそうだ。じゃあ誰に愚痴ればいいのか、という話はさておき。

10.怒鳴り声か、そう思われる声はNG
 「怒鳴り声をあげて威嚇する」というのも、DVの定義に含まれる。したがって、口喧嘩になっても、怒鳴り声や、聴いている人が不快になるような大声を張り上げてはダメ。大声男はDV男としてお縄にかかる運命なのだ。

 ちなみに、怒声の対極にあると思われるヒーリングボイスの持ち主が、『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)などでおなじみ、東大教授の姜尚中(カン・サンジュン)氏だ。言い合いになったときに備えて、相手に優しく教え諭すような声で「小林さんね、その考え方はね、少々古くて......」とつぶやく練習をしておくといいだろう。
 
 10項目にわたって「DV加害者」にならないためのテクニックを掲載したが、要するに、男のワガママはすべて、なんやかんやでDVとして扱われる、ということ。細心の注意を払わないと、アナタも悪名高いDV男の仲間入りをし、家庭は崩壊、多額の賠償金と、裁判所からの数々の命令を受けるハメになるかも。もちろん一番悪いのは、本物のDV男であることに変わりはない。とはいえ、DVの定義から完璧に外れた清廉潔白な男となるのは、相当に難しそうだ。いったいこの理不尽な時代は、いつまで続くのだろう......。
(文=タコ野パウル)

『なぜ男は暴力を選ぶのか―ドメスティック・バイオレンス理解の初歩』 著:沼崎一郎

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