『肉食ドMレディ 従順にガッツク変態オマ●コ』細川まり

 これまで様々なAV女優を取材してきた筆者だが、細川まりさんほど強烈な第一印象を受けた女優はいない。とある熟女系イベントを取材した際に初対面したのだが、彼女が口を開く前から「なんてツンデレな美女なんだ」と衝撃を受けたのだ。しゃべりもしないでなぜツンデレだと判るのかと疑問を持つ方もいるだろう。しかし、彼女の目を観れば誰だってピンとくるはずだ。普段は深夜の雌猫のように瞳を輝かせ、簡単には男を寄せ付けないような目をしている。ところが、一旦気を許した相手には、まるで仔猫のようにコロンと無垢な目で笑いかける。この急激な変化こそツンデレの証。間近で目撃し、その魅惑のパワーにいちころになってしまったのは言うまでもない。

 そして、遂に筆者が受けた衝撃をそのまま読者の皆様にも観て頂ける作品を発見した。それが、本作『肉食ドMレディ 従順にガッツク変態オマ●コ』である。

 オープニング早々、下着の上にコートを羽織っただけの卑猥な格好で男と共に屋外を散策するまりさん。公園や住宅街を歩きまわり、時折前をはだける様子は、本来ならご主人様とM女の危険な主従関係を示すもの。しかし、彼女の興奮に光る目はM女のそれとは違い、どことなく痴女の薫りが。変態男に付き合ってやってるのよ、とでも言いたげなクールな笑みも時折こぼれていく。

 そんなまりさんが、凄まじい本性を剥き出しにするのは部屋に戻った直後。我慢の限界とばかりに男の股間にすがりつき、涎まみれで肉棒にしゃぶりつくと、喉奥までつっこんだまま頭をのけぞらせM字開脚でオナニーし始めてしまうのだ。これには唖然。挿入後にも肉棒1本では物足りないと言わんばかりに、玩具を押し当て続け、耳を突く激しい喘ぎを響かせていく。すでにオープニングで魅せたクールなツン顔は見事に消え失せ、見事なまでにデレ顔に変化している。その衝撃ときたら……。

 果たしてこれはオナニーなのか? セックスなのか? 観たこともない強烈なプレイが延々続き、その後、緊縛プレイがはじまると、まりさんはどっぷりと悦楽の奥底へと落下。恍惚の吐息を漏らしながら肉棒を求めていく。そして最後には自らの全身に『肉便器』と殴り書きし、腰をくねらせ次なる男を求めて目を光らせる。

 ちなみにこのプレイは公式には『痴女凌辱』という新ジャンルなんだとか。すでに続編のリリースも決定しているというが、まりさんを超える女優が現れるのかどうかはまだ疑問。彼女ゆえに成し得た奇跡のエロプレイではないかというのが今のところの筆者の見解なのだが……。いやいや、意外にハマる女優も多いかも!? まずはシリーズ第一作目の本作をご覧あれ。
(AV評:文月みほ)

Amazonで詳細を見る

◆メーカー:ドリームチケット◆品番:RPD-001◆時間:110分◆価格:3980円