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カルチャー

「アイドル×魔女っ子アニメ」の祭典 その熱狂の会場をレポート


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『キラキラ・魔女ッ娘・Cluv』(アーモンドアイズ)

 アイドルたちが海外のトラックメーカーとタッグを組んで、魔女っ子アニメの主題歌をテクノ・エレクトロ風味でカバーした『キラキラ・魔女ッ娘・Cluv』(アーモンドアイズ)。発売がアナウンスされてから半年近くも遅れに遅れて先頃発売されたこのコンピ盤。どうやらアレンジ担当の1人、ブーツィー・コリンズが締め切りを大幅に遅らせたのが原因だったそうだが、ともあれ、そのリリースパーティーが、3月14日、SHIBUYA-AXにて行われた。

 収録された楽曲をアイドル本人が生で歌うこのイベント。そんな「アイドル×アニメ」の催し物とあり、観客はヲタ男性がほとんど。だが、当日は水樹奈々が横浜アリーナでコンサートをしており、そっちに参戦した者が多いのか、会場は「結構空いてるなぁ」という印象。それでも開演の頃には目算で800人ほどのファンが集まり熱気が高まった。また、脂っこいお客さんが多いので、物理的な熱気も高まっていた。

 ステージは、元「アイドリング!!!」の滝口ミラによる「魔法使いチャッピー」で幕を開け、田代さやかが多少ぶっ壊れ気味のパフォーマンスをしたり、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)では地味にアシスタントをこなす鈴木凛が本来のアイドル業を全うしたり、ステージでは次々と歌が披露され、人気急上昇のバニラビーンズが登場するとドッと前方に客が詰め寄せた。どういうわけか彼女たちの発言を一語一句ノートに記すという偏執的なファンも現れて沸きまくる会場。そしていよいよベテランの千秋が登場。

「千秋ー、愛してるぞー!」

という、元夫であるココリコ遠藤の名ゼリフ(?)も会場から飛び出す中、そこらのアイドルとはケタ違いの歌唱力と圧倒的なパフォーマンス力で「魔女っ子メグちゃん」「ときめきトゥナイト」を熱唱。ノンタン仕事やドラミちゃん仕事もしている千秋、また、魔女っ子世代だということもあり、先程までのアニメに対する興味と関心の薄いアイドルとは違い、トークでも観客の心をガッチリ鷲掴み!

 そして本日のメインである篠原ともえが「魔法の天使クリィミーマミ」の楽曲を思い入れたっぷりで数曲披露。その魅惑的な歌声、ステージ狭しと駆け回るアクション、そして30歳とは思えない、先のアイドルたちの誰よりも美しい肌(顔ツルツル、二の腕スベスベ!)に、客席は熱狂。特別ゲストの「クリィミーマミの中の人」太田貴子とのデュエットで盛り上がりはマックスとなり、コスプレ客は狂気、会場のオタ芸はより一層激しさを増したのであった。

 あっという間の3時間のライブだったが、何といってもオーバー30の年長者である千秋、篠原、太田の3人に、若い者にはまだまだかなわないプロの気迫と貫禄と実力を見せつけられたのでありました。
(文=根岸トキワ)

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