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誘拐、性的虐待、借金......穂花が自叙伝『穂花「籠」』で明かした壮絶過去!


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「今の事務所で、今後どういう売り出し方をしていこうかって話になったときに、ひとつの提案として自叙伝はどう? って言われたんです」

 1年前に多くのファンから惜しまれつつAVを引退した穂花は、1月に発売した『穂花「籠」(ほのか・かご)』(主婦の友社)を執筆したきっかけについてこう話す。だが、執筆にあたり彼女が作った年表を見て、関係者たちは絶句したのだとか。
 
「3歳、施設入所。5歳、誘拐される。7歳、性的虐待。15歳まで続く。18歳、800万円の借金を背負う。20歳、騙されてAVデビュー」。書籍の帯にかかれた字面を追うだけでも、壮絶......。衝撃的な内容に反響は大きく、男性誌を始め、女性誌からも取材申し込みが相次いだ。

穂花 まさかここまで反響があるとは思っていなかったです。読んだ方から、「よくここまでさらけ出して書けましたね」と言っていただけたことがうれしかったかな。

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著書『小悪魔セックス』(ベストセラーズ)も話題を呼びました

──かなり幼い頃のことも書いてありますよね。

穂花 事実を確認するために、母に連絡を取った部分もあります。昔のことなので「点」でしか覚えてなくて、「線」になっていないことも多かったので。

──ちょっと聞きづらいですが、そのお母さんは、誘拐されたときや性的虐待を受けていたときに、書籍中の言葉を借りるなら「助けてくれなかった」人。巻末にはお母さんに対する思いを「今でも、私は、お母さんを愛しています」と書いていますが、自叙伝発売に対して、お母さんからの「返事」は......?

穂花 ......もともと、誰かの答えがほしくて出した本ではないので。母や、(騙してAVデビューさせた)前の事務所の社長に謝ってほしいという気持ちはないんです。私はこういうプロセスを経て、今こうしているということを知ってほしかったというのが一番の気持ち。

──過去との訣別、という意味合いも?

穂花 まあ......、そうですね。今まで自分がしたいように生きることができなかったので、これを出して、自分がしたいことを決められるようにしたいという気持ちがありましたね。

 自叙伝出版が一つの「転機」だという彼女。実は、自叙伝の中にも、大きな「転機」を感じさせる一文がある。

「そこからはビックリするくらい仕事もスムーズになり道が開けていった」(『穂花「籠」』134ページ)

 幼い頃から過酷な運命に翻弄され、必死の思いで親元を離れても、努力して看護士の資格を取っても、何かに引きずられるように意志と反する方向へ道が進んでいってしまう様子が、ここまでイヤと言うほど描かれている。それだけに、彼女のファンでなくても、この一文にホッとする人は多いはず。その「転機」が、嫌々続けていたAVに本腰を入れて取り組むと決めたことだとしても。「流されるのはイヤ」、そう思った彼女は自ら事務所の社長にこう宣言した。

「もう、言われるがままのことはしたくない。自分でリードするような作品だったら私にもできるような気がします。それ以外であれば、一切できない」

──宣言したのには、どんな背景が?

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穂花 当時売れていたのは、いわゆる萌え系やM女。私がAVの悪いところだと思うのは、例えば女教師モノが売れたら、どの女優さんにも女教師をやらせること。その女優さんにあったものをやるんじゃないんです。誰がやっても同じで、そんなだったら「有名になるのはすごく難しい。埋もれていくのは目に見えている」って思って。だからどうしても、私の意見を聞いてほしかった。それまでは事務所に自分の意見を言えなかったし、言う機会すら与えてもらえなかったけれど、必死で話して「聞いてくれないなら辞めます」って言い切って、初めて振り向いてもらえたんです。そのくらいしないと、誰も動かなかった。

──自分がリードする作品で、「どう演じればいいんだろう?」というような戸惑いはなかったですか?

穂花 「どうしよう」って思っていたのは1年目だけですね。やるって決めてからは、洋モノのプレイメイトや、洋画を見て研究しました。脱ぐときの見せ方や誘う目線が、向こうはプロだなって。日本人はどちらかというと恥ずかしがる方が得意。これから私がやりたいのは「見てよ」っていう方だったから。

──デビュー2年目からの、いわゆる「痴女モノ」といわれる作品はとても評価が高いですよね。

穂花 うれしかったです! やって良かったと思えたし、自分が決めて取り組んだことを評価してもらえたことが自信になりました。デビュー1年目は本当に辛い1年だったけれど、2年目からは、本にも書いたようにすべてがスムーズになって。関わる人も本当に変わったんです。いい人と巡り会えるようになった。仕事の面でもプライベートの面でも。

──今の事務所との出会いもそのひとつ?

穂花 AVを引退して、お芝居をして芸能界でやっていきたいと思ったときに、アットホームで私の話を聞いてくれるところならうまくいくかなと思って、今の事務所に決めました。

──ドラマや映画への出演も着々と増えていますが、仕事をしていて楽しい瞬間はいつですか?

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映画をよく観るのだそう。「最近、『おとうと』を
観ました。鶴瓶さんかわいかった!」

穂花 やっている最中は楽しくないです(笑)。撮っている最中に覚えているのは辛いことで、いいことは忘れてしまう。出来上がって作品を見たときに「あ、良かったな」って、全部報われるわけじゃないけれど、少し救われる。その瞬間が楽しいです。

──なるほど。

穂花 その後、何回か繰り返して見るうちに、「あ、ここちょっとダメだな」って思うところが出てくるんですけどね(笑)。

──目元にすごく意志の強さがあるけれど、笑った表情は柔らかくて、結構ギャップがありますよね。笑顔がすごく無邪気というか......。

穂花 ふふふ......、子どもだからね(ニコッ)。

 出版にあたって、現在のマネジャーは「商品としてではなく人間として穂花を見てくれる版元を探した」という。マネジャー、ファン......、彼女の幸せを願う人の数は今や数え切れないほどいるはず。もちろんすべて、あなたが勝ち取ったものだと思いますよ!
(取材・文=小川たまか/プレスラボ)

穂花(ほのか)
1983年6月20日、鹿児島県生まれ。看護師、レースクイーンを経て、2003年AVデビュー。身長:158センチ/スリーサイズ:B85・W56・H85。2008年いっぱいで AV引退。テレビのバラエティー番組、映画、ドラマなどにも多数出演。

●穂花〔公式WEBサイト〕es-honoka
●穂花ブログ穂花流ガールズトーク

『小悪魔セックス』著:穂花/KKベストセラーズ刊


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