アメリカ・テキサス州に動物の首を刈る”オオカミ少女”が出現!?

2183587480_3fa0e3f06d.jpg※イメージ画像 photo by sometimesong from flickr

 米・テキサス州のサンアントニオで、自分はオオカミだと主張する18歳の少女が現れ、ネットを中心に話題となっている。

 少女はサラ・ロドリゲスという名前だが、「ウルフィー・ブラックハート」と名乗っている。中学3年生の時にドロップアウトした彼女は、パンクファッションに身を包み、お尻に尻尾を付け、自分は犬の仲間だと主張。部屋はアニメなどのポスターで埋め尽くされ、ロールプレイングゲームに出てきそうな大振りの剣を十数本もコレクションしている。学校で大きな剣を持っているところを見つかり、凶器を所持していたとして検挙されたこともある。

 これだけならば”重度の中二病”といったところだが、彼女には動物の首を自宅で切断し、その頭蓋骨を収集するという驚くべき趣味があった。彼女が切断した犬の頭部の画像をインターネット上にアップしたことから、ネット上で彼女の奇行が話題に。さらに、その首は1月5日から行方不明になっていた近所の飼い犬のものであることが判明。首を集めたいがために犬を殺したのではないかと彼女に批判が集まり、動物虐待の疑いで警察などが動く騒動となっている。彼女の家からは、行方不明になっていた犬の頭部が発見され、今も捜査が続けられているようだ。

 動物虐待の疑いに対して少女は「わたしはイヌ科の動物だから、仲間の犬を殺すことは絶対にないわ。犬の友達もいるもの」と反論。彼女の母親によれば、生きたままの動物を殺したことはなく、車に轢かれた動物など、すでに死んでいる動物を拾ってくるのだという。動物の「死体」を切り刻むことは法律で禁じられておらず、犬を殺したわけでないとすれば、彼女を罰する規則はない。

 彼女の部屋には犬だけでなく、コヨーテ、ヒツジ、イノシシなどの頭蓋骨が集められ、棚に飾られている。可愛がっていたチワワが死んだ時も、首を切断し、その頭蓋骨を大切に保管しているという。

 ネット上では彼女の行動に批判が集中し、嫌がらせの電話や脅迫文書が送りつけられるなどの事態に発展。少女だけでなく家族も危険にさらされているようだ。これに対し少女の母親は「インターネットは嘘ばかりで狂ってるわ。娘は生きている動物を傷つけることは絶対にない。娘が好むのは、轢かれた動物の死体だけよ」と、怒りをぶつけている。

 騒動は未だ収拾していないが、少女の発言や行動が「行き過ぎたモノ」であることは明らか。今後の展開を見守りたい。
(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

 

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