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寝ている間に殺人!? 強姦!? 誰にでも起こりうる夢遊病事件簿


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※イメージ画像 photo by bashford from flickr

 眠っている間に体が勝手に起き上がり、意識がないまま歩き回る。まるでフィクションのようだが、夢遊病は現実に存在する病だ。しかも実際の夢遊病は、ただ歩き回るだけではない。無意識のうちに、とんでもない事件や事故に巻き込まれてしまう恐れもあるのだ。

「いわゆる夢遊病は、正確には睡眠時遊行症と言います。ひとくちに睡眠障害といっても、様々な種類があるのです」(心療内科医)

 今月20日、イギリスで「眠っている間に妻を殺害してしまった男性」が起訴を取り下げられ、釈放された。事件が起こったのは昨年7月。男性(59歳)の供述によると、キャンピングカーで旅行中、駐車場で宿泊していたところ、その駐車場で若者グループが騒ぎはじめた。夫妻は騒音から逃れるために別の駐車場に移動したという。その晩、男性は若者グループと乱闘する夢を見た。そして、若者のひとりにプロレス技の「ヘッドロック」をかけたが、実際に技をかけられていたのは、隣で眠っていた妻だったのだ。目が覚めた男性は涙ながらに、

「どうやら妻を殺してしまったようだ」

 と警察に通報した。

「夢と同じように動いてしまう睡眠障害はレム睡眠行動障害といいます。50代以上の男性に多く見られる睡眠障害ですね。現地の報道によると、男性はうつ病性の睡眠障害を患っていたようですが、事件が起こるまでの数日間は抗うつ剤の服用を中止していたようです。一時的に症状が軽くなったからと、油断してしまったのでしょうか......」(前同)

 当初、検察側は男性に対して「心神喪失による無罪」を求刑して精神医療施設への収容を考えていたようだが、睡眠障害では勝ち目がないと判断。釈放することになった。今回のケースでは実際に病歴があったために身の潔白が証明されたが、そうでない場合に無罪を立証するのは難しい。

もちろん、睡眠中の殺人は極めてまれなケースだ。しかし、殺人よりもずっと起こりやすい睡眠障害があるのだ。

「カナダやイギリスなど、海外では眠ったまま性行為を行ってしまう睡眠障害、『セクソムニア』についての研究が進められています。行為の相手がパートナーである場合はあまり問題になりませんが、同意を得ていない他人だった場合は、強姦事件になってしまいますね」(前同)

 セクソムニアは男女ともになりうる可能性がある睡眠障害だ。性行為の対象を選べないため、自慰行為に走る場合もあれば、隣にいる相手を(性別を問わずに)襲ってしまうこともある。海外では犯人が「自分はセクソムニアだ」として無罪を主張する強姦事件が何件も起こっているが、無罪と認定されたケースは少ない。2002年にはオーストラリアで、友人のカップルのベッドに潜り込んで、恋人を寝取ろうとした男性が有罪判決を受けている。男性は睡眠障害を患っていたが、その晩は泥酔状態にあったため、情状酌量の余地はないとされてしまった。

 睡眠障害が疑われる場合はしっかり病院へ通院することと、普段から節度ある行動を取ること。それが一番の自衛手段なのだ。

 まぁ、セクソムニアに悩む見目麗しい女性がベッドに忍び込んでくるのは、個人的に大歓迎であるが。
(文=島峯幸保)

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