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2010年 大規模な疫学調査開始!

子どもの異常行動は化学物質が原因?


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※イメージ画像 photo by Leo Reynolds from flickr

 『学級崩壊』の問題がメディアで取り上げられるようになって10数年。子供の倫理観、道徳観の欠如は未だ大きな社会問題となっている。

 保護者たちはその原因を「ゆとり教育の弊害」、「教師の指導力がなくなった」などと学校に押し付けている。一方、教師や学校側からすれば「家庭内での親のしつけが悪い」と言い返してやりたいのが本音のようだ。

 しかし、もしも、子供たちの問題行動の原因が有害な化学物質にあるとしたら......?

「化学物質など環境中の有害物が子供に与えるリスクを調べるため、環境省は2010年度から、両親や子供30万人を対象にした大規模な疫学調査を開始します。全国の病院を拠点に、受診に訪れた妊婦から参加者を募集し、新生児を毎年10万人ずつ、13歳になるまで追跡調査し、その後の5年間で分析結果を出すという計画です」(都内大学付属病院職員)

 これは米国や韓国とも連携する国際的な大プロジェクトになる。想定する「リスク」には引きこもりや集中力の欠陥、暴力性など、精神的な問題も含まれているという。背景には、2007年までの20年間で小児喘息が3倍、先天性異常が25年間で2倍に増加し、アメリカでも同様の傾向にあることが挙げられている。

 しかし、化学物質によって問題行動を起こすケースがあるとしても、もちろん、それが100%の原因というわけではない。現在の日本には、しっかり子供を躾られないモンスターペアレントという問題もある。

「調査対象として挙げられている化学物質には、ダイオキシンや有機リン系農薬など、数十年前から乱用されているものも含まれています。これらの物質が異常行動の原因だった場合、私たちは相当前から深刻なリスクを背負っていたということになるでしょう」(前出・都内大学付属病院職員)

 もし、モンスターペアレントの原因も化学物質にあるとしたら、倫理観の崩壊した人間がさらに倫理感の崩壊した人間を育てる、という負の連鎖が証明されてしまう。

 何はともあれ、科学的にしっかりとした研究がされるのは良いこと。終了まで20年以上を要する長期的なプログラムだが、この調査によって問題行動の原因がわかれば、その対処方法が見つかるかもしれない。例えば、クスリ1本でクラスの問題児がなんでも言うことを聞く良い子になる......、少々怖くもあるが道徳心に溢れた社会にはなるのかもしれない。

『モンスターペアレント!? 親バカとバカ親は紙一重』諸富祥彦(著)/アスペクト


次世代への負の連鎖

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