光があれば闇もできる

結婚相談所が売春斡旋所!? ブームを隠れ蓑にした裏ビジネス

wedding2.jpgphoto by Sweet-Things from flickr

 いつのまにやら、社会現象と化してしまった「婚活ブーム」。確かに結婚できない男は周りに腐るほど存在する。でも、実際は男の意向なんてどうでもよくて、女子が本気になっているからこそのブームなんだそうだ。まあ、そういうもんでしょうがね……。

 ただ、考えてみると、最近やたらと目立つのがいわゆる「結婚相談所」類の広告。お馴染みのタレントが笑顔で出ていたりする有名どころから、そうでないものまでいろいろあるようです。ということは、やはり、こうした相談所を利用する人が増えているということなのでしょうか!?

 

「そう単純な話じゃないようですよ。要は、出会い系の広告が規制されたからなんです。出会い系サイトって打つわけにはいかなくなったんで、結婚相談所っていう触れ込みで広告を出しているところもけっこうあるらしい。中には、モロにフーゾク寄りのところもあるみたいですから」(風俗ライター・談)

 というわけで、イマドキの婚活ビジネスの裏を探るべく、それに関わる人物に話を聞いてみることにしました。すると、そこには、ブームを隠れ蓑にした裏ビジネスが展開されているようなのです。

「一概には言えないけど、以前のように表立って広告を出せないビジネスを抱えた人もいますからね。こっちとしても、いろいろと知恵を絞っているんですよ(笑)」

 恵比寿にオフィスがある彼の会社では、ネットを使った様々なビジネスを展開しているそう。その一貫として、結婚相談所の開設も行っているということですが……。

「結局、そういう中にはちょっと毛色の違うのもあるわけです。ちゃんとした結婚相手を紹介するシステムもあれば、そうしたネットワークを使って別の形で商売することもあるんですよ」

──別の形っていうと、具体的にはどういう事ですか?

「もともと、出会い系サイトから始まっているものだから、単に割り切った相手を探している人も多いわけ。というか、そっちの方が圧倒的に多いでしょう(笑)。だから、窓口としては結婚相手探しということにして、そういった人にはそれに相応しい相手を紹介したりもするんですよ」

──いわゆる風俗みたいな感じなんでしょうか?

「実を言えば、もともとソッチ方面のスタッフには、交際クラブとかを営業していた人間が携わってますからね。もとになっているのは、そこにいた女性会員たちなんですよ。せっかく、1000人近い会員がいるのに、それを活用しないのはもったいないっていう発想からきているんです」

──じゃ、その女性会員が結婚相談所の方にも登録していたりするわけ?

「当然、中には結婚を希望する女性がいますからね。ただ、そうじゃない女性会員の場合は、別のシステムの方で男性会員へ紹介していくんです。もちろん、男性の方も割り切った交際を希望する方にだけですよ。ほら、アイドルの事務所とAVの事務所って、実際は裏で繋がっていたりするじゃないですか。我々の場合もそれと同じようなもんだと思います(笑)。ただ、女性に関するデーターは提供しますけど、後の交渉は本人次第。私らは、あくまでも男女の出会いをプロデュースすだけですからね」

 まあ、もちろん、これは一部だけで、ほとんどの結婚相談所は、まともなサービスに徹しているとは思うんですが……。

 

『結婚相談所とは名ばかりの援交即ハメ斡旋業者』

 
婚活する女性をターゲットに……

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