ふぅ。
相変わらずの早漏ぶりだ。しばし余韻を味わってからチンコを引き抜く。
そして股間にコンドームをブラ下げたまま、即座にお掃除クンニを開始する。
“おまんこさせてくれてありがとう”という感謝の気持ちと、“早漏でごめんね”という謝罪の意味を込めて。
いきなりのお掃除クンニに戸惑うマイコちゃん。
「こんなの恥ずかしすぎます」
口ではそう言うものの、逃げる素振りは見せない。本当に嫌だったら、身体をよじるなり、股を閉じるなりすればいいだけの話だ。
その様子から判断し、少しばかり強引にお掃除クンニを続ける。
マンコ内部から滲み出たマン汁のせいで、挿入前より数倍は匂いがキツくなっていた。
感謝の呼吸!
鼻で呼吸する回数を減らし、黙々とマンコを舐めまわす。
これはいい匂いなんだ! これはいい匂いなんだ!!
自己暗示をかけることにより、すぐに匂いが気にならなくなる。
またアヘ声を漏らし始めるマイコちゃん。
そんなお掃除クンニを始めて数分ほど経ったところで彼女が告げてきた。
「これ以上されたらまたシたくなっちゃう」
「じゃ、そうしよう!」
即答する筆者。
股間にブラ下がっていたコンドームを外し、新しいコンドームに装着しなおす。愚息はすでに完全復活していたので、何の問題もない。
再び正常位で合体。さきほどと全く同じ体勢となり、互いの乳首を刺激しながらのピストンだ。
数分前に射精したばかりなのでこちらには余裕がある。童謡“ごんべさんの赤ちゃん”を脳内で口ずさみながらリズミカルに腰を振る筆者。
10分近く腰を振ってから、ラストスパート。ガバっと上体を起こし、広げた左手でマイコちゃんの両方の乳首を刺激、同時に右手の親指でクリトリスをコネあげる。
そして、カリの部分でGスポットを摩擦する角度に切り替えて高速ピストン。
「い、イキそう」
目をウルウルさせて伝えてくるマイコちゃん。「お、俺もだよ」と答え、「イクよっ」とつぶやきながら射精。
ふぅ。
なんとか挿入でもマイコちゃんをイカせることに成功。
挿入したまま抱き合って、ふたりで余韻を味わう。
数分後、チンコが萎みはじめたのでマンコから引き抜く。同時にまたお掃除クンニを仕掛けようとする。
すると、「もう駄目っ!」と今度は股を閉じてしまったマイコちゃん。今回の「駄目」は本当の意味での駄目なのだろう。大人しく引き下がることにした。
「本当にありがとう。2回ともめちゃめちゃ気持ち良かったよ」
「わ、私もです。優しくしてくれたから全然痛くなかったです」
「え? 今までしてたエッチはいつも痛かったの?」
「い、いえ。久しぶりのエッチだったので、どうなるのか不安だったんです」
「あ、そういう意味だったんだね」
「はい。だから私も感謝の気持ちでいっぱいですよ」
「じゃ、ふたりとも同じだね。でも、俺のほうがずっとずっと感謝してるよ」
「わ、私もですよ」
和気あいあいといった雰囲気でしばしまったりするふたりなのだった。
その後、帰り支度しながら連絡先を交換することに成功。再会を固く約束し、駅の改札口まで見送っていく。
お掃除クンニのおかげで2回も発射できてスッキリ。足取り軽く家路につく筆者なのだった。
(文=所沢ショーイチ)