去る2月9日、数々のAV作品や写真集で活躍する緊縛師・奈加あきら氏の還暦を祝うイベント『緊縛師 奈加あきら30周年祝&還暦祝トークライブ・この際だから全部喋っちゃえ!』が、東京・阿佐ヶ谷ロフトAで開催された。
1959年生まれの奈加あきら氏は、30歳頃に麻縄緊縛の第一人者・濡木痴夢男氏に師事。師匠の「濡木流」を継承するとともに、さらに緊密で緻密な独自の「奈加流」を確立させた。その後は緊縛AVメーカー・シネマジックを中心に数々のAVや緊縛写真集に参加。現在でも第一線で活躍する緊縛師だ。
9日のイベントには、奈加氏にゆかりのあるセクシー女優やAV関係者が大集合。往年のファンも集まって、会場は暑いほどの熱気で包まれた。
今回、司会を務めるのは三代目葵マリーさんと神田つばきさん。主役の奈加あきら氏は、赤いちゃんちゃんこを着てにこやかに登場した。
奈加氏は、「寒い中ありがとうございます。こんなに来てくれるなんて思っていませんでした。4日間でほぼ(チケットが)完売でした。本当にありがたいです」と挨拶。さっそく特製シャンパンタワーからシャンパンを注ぎ、祝福の乾杯後、トークショーがスタートとなった!
まずは元・人気セクシー女優で現在は文筆家として活躍する森下くるみさんが登場! 久々にレジェンド女優を目にした往年のAVファンからは驚きの声が上がる。
そんな森下さんに向かって、「今日のゲストの中で、いちばん最初に縛ったのはくるみちゃんだね。本当に久しぶりです。2年半以上前かな。作品的には相当すごいのをやっています。雪山撮影とかハードなことをやっています」と懐かしそうに語る奈加氏。
これに森下さんは、「奈加さんは女優さんのためにいる縛師でした」と返す。続けて、当時のハードな撮影の思い出はあるか聞かれると、「撮影の時のひどいことはひどいことじゃない。演出なんで。仕事もプライベートもお世話になり食事にも連れて行ってもらった」と振り返った。(※森下くるみさんは写真NGということで掲載できませんでした…。すみません!)
さらに、国民的マドンナ女優の川上ゆうさんが登場。奈加氏とは、川上ゆう名義で再デビューしたときが最初の出会いだったという。