アソコは出口? 入り口? 快感開発への裏口 ~フリーで活動する女王様インタビュー第3回~

 

――えっ、裸を見るだけで?

ねね:そう。この人は早漏か遅漏なのか、脱いでちょっと触ったりすれば分かります。診ましょうか?

――いやここ(喫茶店内)では…。それは経験的なものですか?

ねね:そうです。フリーでやるようになってから気づくようになりました。

――ボク、同年代の中では元気な方なんですよね(汗)。

ねね:使ってるからじゃない? 筋肉と一緒で、一度低下すると、なかなか元には戻せなくて、結果にコミットできないわけですよ(笑)。私も、「とにかく出し(発射)てねっ」て言うんですよ。どれくらいのサイクルかというと、最低週1でそれを3週間続けるんです。習慣は3週間で作れるらしいのでね。

 そうアドバイスすると、「疲れちゃってそんな気になれない」ってみんな言うんです。でも、食欲とか排泄とかと同じで、自分の体の維持のためなんですよ。出す時は、出したくなったらガマンしないで出しちゃうんです。いろんな触り方したり、寸止めもダメ。あと、奥さんとかに見つからないようトイレとかでしてると、座ってないと出せなくなっちゃうから、それもダメです。

――クセになっちゃうんだよね。

ねね:そんな人にもちゃんと教えてあげます。こうやってこうやってやると、あなたの体はもっとこうなるからって。セックス指導みたいな感じですね。女の子もこうやってやると気持ちいいよとか。

――それはフリーになってどのくらいで分かったんですか?

ねね:半年くらいですね。感覚的なものですけど、鉄板だなって思いました。あとはうつ伏せにして、パウダーとかでフェザータッチすると、普段お尻の筋肉を使ってるか使ってないかが分かります。

 使ってない人は、「前立腺お願いします」って言われても、可能性は低いです。逆に、全然興味ないって人でも、お尻がキュッと締まっちゃう人は、「可能性すごく高いからやってみない」って(笑)。

――前立腺って怖がるお客さんいないですか?

ねね:いるんですけど、10年やっててそのうち9割の人が気持ちいいって言うんですよ。あと、あたしの場合、他の人と比べて(前立腺を)押してる時間が半分以下なんですよ。みんな30分とか40分とか押してて、その間お客さんは、苦痛を我慢してるんです。でも、私は15分くらいで、「あっ、ここ気持ちいいんだな」って分かるので。やりましょうか(笑)?

――イヤイヤ(苦笑)。一度やったことあるんですけど、もう、違和感しかなくて…。

ねね:最初はみんなそう。女性も最初はそうなんですから。普通のM性感にいる女の子で、前立腺マッサージが上手にできるっていう子は、多分4割いないと思うんですね。あたしがいつもお客さんに言ってるのは、「もし他の店行くんでしたら、待機の多そうなベテランさんを指名しなさい」って。ちょっと指を出して。(そう言って筆者の指二本をギュッと強く握る)これくらいの強さで絞められるんですよ。

――アナルで?

ねね:そう。例えばフィストすると、手が腱鞘炎になるくらい締められるんですね。その状態を続けるわけですから、腕が疲れちゃうんですね。そんな状態で次のプレイが入っててもできないんですよ。だから、女のコはそこまでがんばらないんです。お茶引き嬢に入りなさいっていう理由はそこです。

 私はフリーになってドライができるようになってからは、遠方からいらしたお客さんでない限り、1日に2本は取らないです。その人とその時間を楽しみたいっていうのと、手の負担を考えて。それでも、3日連続はできないです。かがんでやるので、腰にも負担が来ちゃう。

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