SMを通した男女の関係性の変化を描いた映画『ご主人様と呼ばせてください』ヒロイン・行平あい佳インタビュー! 「自分の持っているものを全て賭けるつもりで臨みました」

 

 

――SMを通した男女の関係性の変化を、第2章『ご主人様と呼ばせてください』と第3章『おまえ次第』は描いていますが、行平さんは男女の関係性というテーマをどのように感じましたか?

行平:明乃と目黒の関係性を、言葉で表現するのはすごく難しい。恋愛関係とも少し違い、お互いに慕いあっているというか…。明乃には夫がいて、目黒には婚約者がいるので、世間的に見れば不倫と呼ばれるものなんでしょうが、不倫という言葉では捉えられない微妙な感情で繋がっているんです。明乃は目黒から鎖に繋がれて街を歩きますが、ちゃんと心が繋がっているから安心して明乃は歩くことができる。恋愛とも友情とも異なる男女の心の結びつきを描いた作品になっていると思います。第3章『おまえ次第』にも、少しだけ出演させていただいています。第2章、第3章を続けて観ていただくことで、男女の関係性の変化が楽しめると思います。城定監督が女優を美しく撮った映画なので女性の方にも観ていただきたいし、男女で違った見方や発見があるはずなので、カップルでご覧になるのも楽しいと思いますよ(笑)。

(取材・文=長野辰次/撮影=尾藤能暢)

●行平あい佳(ゆきひら・あいか)
1991年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、フリーの助監督に。絵コンテライターに転身後、女優業もスタート。冨永昌敬監督の『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)、2017年放送の連続ドラマ『コウノドリ』(TBS系)などへの出演を経て、オーディションで『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』のヒロインに選ばれた。

『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』
原作/サタミシュウ
脚本/石川均、城定秀夫
監督/城定秀夫
主題歌/ボンジュール鈴木「渚のシンドバット」
出演/毎熊克哉、行平あい佳、百合沙、三浦誠己
配給/KADOKAWA R18+ 9月29日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開


『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』
原作/サタミシュウ
脚本/石川均、城定秀夫
監督/城定秀夫
主題歌/ボンジュール鈴木「プピプピドゥ」
出演/毎熊克哉、杉山未央、百合沙、行平あい佳、池田良、石田佳央、原田裕章、川合瑞恵、範田紗々、山根千芽、福山理子、榊英雄
配給/KADOKAWA R18+ 10月13日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

(c) KADOKAWA 2018

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