眼鏡を外しているので、ヒメちゃんの顔はボンヤリとしか認識できていない。これなら、萎えることなく最後までできそうだ。
それでも手を伸ばせば触れられる距離なので油断はできない。うっかり目を凝らしてしまうと、彼女の顔をハッキリと識別できてしまいそうだ。そこで、できるだけ目の辺りに力を込めないようにして、会話を続行させる。
「ちなみに、今日は何時くらいに帰ればいいのかな?」
「親には友達と飲んでくるとだけ伝えてるので、何時って決まってません」
「そっかぁ。でも明日は平日だから、なるべく遅くならないようにしようね」
「は、はい。いろいろ考えてくれてありがとうございます」
「それじゃ、そろそろシャワー浴びておいで」
「は、はい」
彼女が浴室に入ったのを確認してから、部屋のテレビのスイッチを入れる。アダルトビデオを放送しているチャンネルに合わせ、音量を絞りながら鑑賞開始。
ヒメちゃんに会ってからただの一度も勃起していなかったので、映像の力を借りて愚息を奮起させるのが狙いだ。
ムクムクっ
鑑賞を開始して1分もしないうちにチンコが目覚め始めた。まずは一安心。
エッチの最中に萎えてしまった時に備え、テレビ画面で繰り広げられているエッチなシーンを脳内に刻み込んでいく。
その後、ヒメちゃんと入れ替わりでシャワーを浴び、ベッドインした。
コンドームの位置を確認してから、室内の照明を暗くする。しかし、薄手のカーテンのせいで外部の明かりが室内をほんのりと照らしていた。
可能なら真っ暗な中でエッチしたかったが、叶わないことが分かった。若干の不安を抱えつつ、ことが始まった。
「じゃ、優しくするからリラックスしてね」
「は、はい」
「エッチの最中に、してほしいことを思いついたら遠慮なく教えてね」
「は、はい」
軽めのキスをチャチャっと終え、オッパイ愛撫を開始。
ボヨヨヨん!!
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