「ショ、ショーイチさん。今度は私にも舐めさせて」
筆者が美味しいマン汁を味わっていると、サエちゃんが声をかけてきた。
そこでようやく攻守交替。ベッドの上で仰向けになり、彼女の舌技を堪能することにしたのだ。
お、おふぅ。
なんて筆者好みのフェラなんだ! 舌を優しく竿に絡ませたかと思うと、根元までパックリ咥えて上下にジュッポジュッポ、さらに裏筋に吸いつきながらキンタマをサワサワ…。
変幻自在の舐め方で、そのどれもが男のツボを非常によくわかっている。
非処女歴二カ月ということなので、テクニックには期待していなかったのだが嬉し過ぎる誤算だ。
「ね、どうしてそんなに上手なの?」
「フフ、でしょ? 彼にたっぷりと教えてもらったの」
「こんなに上手だったら、その彼、クチでイッたりするんじゃない?」
「はい。だいたい半分くらいはフェラでイッてますね」
筆者もこのまま口内でイキたくなってしまった。だが、目の前にマンコがあるのに挿入しないだなんて考えられない。
「じゃ、そろそろ入れていいかな?」
「はぁい」
コンドームを装着し、正常位の体勢で挿入を試みる筆者。
「ゆっくり入れてくださいね」
言わずもがなである。ほぼ処女を相手にするんだから、いつも以上に慎重に愚息をゆっくりとネジ込んでいく。
クーっ、キッツ、キツやないか!
先ほど中指を挿入した時点で分かっていたものの、やはり抜群の締め付け具合だ。
暴発しそうになる愚息の気を逸らしながらソーっとピストンを開始していく。
「あ、っツ!」
「ん? もしかして痛いのかな?」
「はい、ゴメンなさい。ちょっと角度が…」
「じゃ、角度を変えてみるね」
コンパクトサイズの筆者の愚息ですら痛がるとは…。まだ膣内はさほど開発されいないのだろう。
そこから時間をかけていろいろな角度を試したものの、サエちゃんがお気に召す角度が見つからない。
そうこうしているうちに愚息が先に悲鳴をあげてしまう。
ふぅ。
ドクドクドクッと大量のザーメンをコンドームの中に吐き出した筆者であった。
「ゴメンね。なんか中途半端で」
「いいえ、本当に痛かったので、早くイッてもらえて良かったです」
「彼氏とのエッチもこんな感じなの?」
「はい。だから大体いつもおクチでイッてもらってるんです」
「そっかぁ。それは可愛そうだね」
「でも、ショーイチさんのクンニのおかげで、初めてエッチが楽しいって思えましたよ」
「そ、そう? じゃあ良かったらまた遊ぼうよ」
「ふふ、そうですね。またいつかタイミングの合うときにメールしますね」
そんなピロートークの後、メール交換を行うことに。その後駅の改札まで彼女を送っていきサヨウナラとなったのである。
あれから既に10日間以上経つのだが、まだサエちゃんからデートのお誘いメールが来ない。
はぁ。せつないなぁ。筆者からメールするべきか? でも、返事が来なかったらフラれたことになるわけだし…。
恋する乙女の気分で携帯の画面を見つめる筆者なのであった。
(文=所沢ショーイチ)
●所沢ショーイチ(ところざわ・しょーいち)
2016年に年男となったアラウンドフィフティーの独身エロライター。イメクラ店長、風俗雑誌の編集を経て、現在に至る。毎日射精しても全然シ足りない異常性欲の持ち主でもある。
【メンズサイゾー連載】
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