「もう解禁するものないけど、私でいいの?」ショートカット美少女・湊莉久、team ZERO専属女優としての覚悟


――AVを休んでいる間も仕事の数は変わらないってすごいことですよね。

「2014年末に休業しますって発表したんですけど、それからいろんなことが起きたんですよね。2015年頭に写真集が決まって、2月に『DMM.R18アダルトアワード2015』最優秀女優賞にノミネートされて、それをファンの方たちが喜んで『投票するよ』って言ってくれて結果的に5月に受賞して、間もなく専属が決まって。今後、これ以上のことがあるのかなってぐらいでしたね」

 

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――2015年は激動の年だったんですね。それで半年ぶりにAV復帰して、『ReBORN 湊莉久 teamZERO専属&復帰4時間』の撮影はいかがでしたか。

「前日は全然眠れなくて…。いざ撮影ってなっても勘が鈍っているんですよ。休業前は何も意識しないでできたようなことが、全くできなくなったんです。たとえば監督さんに言われたことでも、少し聞けば理解できていたはずなんですけど、十まで聞かないと理解できないみたいな。復帰作はそれほどカメラを意識しなくても良かったんですけど、カメラの存在をどう受け止めていいのか分からなくなって。前はカメラをないものとして捉えられて、それでいて角度などは自然と意識できていたんです。それができなくて、めっちゃカメラを見ちゃうんですよ」

――観ている側からしたらブランクは感じなかったんですけどね。ただ半年しか経ってないのに、ずいぶん大人っぽくなった印象を受けました。

「それ皆に言われます。『整形した?』なんて言う人もいるんですけど(笑)。前は元気でボーイッシュなイメージだったと思うんですけど、自分の中で意識的に変えました。専属になったのもあったし、元気の押し売りみたいなキャラがAV業界に増えたじゃないですか(笑)。だったら、もう新人じゃないし、落ち着いた雰囲気にしようと。それで言葉遣いに気をつけて、『伝えたい』だけじゃなく『伝えようと』と分かりやすく話すようになったし、髪も伸ばしているし、メイクも薄くしたんです」

――逆に薄くしたほうが大人っぽくなるものなんですか。

「前はアイラインを引いて、シャドウで垂れ目にして、みたいな親しみやすいメイクをしていたんですけど、もともと顔立ちがハッキリしているのもあって、薄くすると際立つんですよね」

――先ほど勘が鈍ったって仰ってましたけど、どのぐらいで勘が戻ってきたなと感じましたか。

「復帰2作目の『完全ノーカット中出し5本番』ですね。5本番もあると、最初は勘が鈍っていても、徐々に勘が戻ってきて。あ、そういえば復帰作の時に、半年ぶりにエッチをしたら、ちょっと痛かったんですよ。半年もしないと女の子は処女に戻るんですね(笑)」

 

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――じゃあ復帰作の撮影は恥ずかしさも多少はあったんじゃないですか。

「むしろAVデビュー作よりも恥ずかしかったですね」

――大人っぽい雰囲気にイメージチェンジしている最中、3本目の『通学途中に痴漢の手によって絶頂を教え込まれた女子校生』で演じるのは女子校生でした(笑)。

「制服自体が久しぶりで、まだイケるのかなって何度も確認していました。実はがっつりセリフのあるドラマ物の撮影って少なくて、でも演じるのは好きなので、ドラマ物をやりたいって言ってたんです。だったら痴漢物をやろうってことになったんですけど、台本見たら私のセリフが2行とかしかないんですよ(笑)。ほとんどアドリブ。でもプロデューサーさんから『良かったよ』って言ってもらえて嬉しかったですね」

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