【世界風俗探訪・メキシコ編】最大の売春地・スリバンで出会った二人の娘


 館内では、一応それぞれの展示物の説明があったが、イマイチ理解はできない。それでも古代から伝わる『ボラドール(鳥人)の儀式』を再現したショーを見たり、アステカ文明の遺跡を目の当たりにして楽しかった。美人ふたりを引き連れた私の顔は、きっとデレデレしていただろう。

 

ボラドール(鳥人)の儀式。20mの高さからロープを足に巻いて降りてくる。ベラクルスという地域が発祥の豊穣の儀式

 
 博物館を出ると、おもむろにファビーが言った。「私たちを忘れないように写真を撮って!」と。こうして撮られた博物館出口の前の写真は、私にとって唯一の、カラダを重ねた女性の写真となった。

 

ファビー(左)とクリス(右)

 
 その後、彼女たちの案内でメキシコシティ中心地を散策。市場で買い物をしたり、イタリアンレストランで食事をしたりした。彼女たちにとって、イタリアンレストランで食事をすることはステイタスだったようで、「もっとオシャレをして来ればよかった」と悔やむ表情が愛らしかった。

 

市場
3人で食事をしたイタリアンレストラン

 
 食後、「グラシャス(ありがとう)」とハグをしてきたふたりとの間に、名残惜しさが募っていく。するとクリスが、「あなたの部屋へ行ってもいいかしら?」と切り出してきた。そういえば、彼女は2日前の情事でインサートできずに、不満を漏らしていた。ということは…!

 1時間後、私たち3人はあの日の続きをしていた。もちろん、あの時同様、クリスとファビーのコンビネーションは抜群だった。ふたりのキスも…。そして、念願がかなって(?)、クリスは騎乗位で私にまたがり、ファビーは顔面騎乗するのであった。メキシコについて3日目、カラダも慣れてきたこともあり、前回よりも股間の持続力があった。三人の性器から出る淫らな音は部屋に響き、嬌声が重なって濃厚な時間は終わった。

 ファビーとクリスが部屋を去った後、残ったのは、彼女たちの甘いコロンの香りと一抹の寂しさ、そして、1枚の写真だった。その写真を見るたびに、私は8年前のことを昨日のことのように思い出すのだ。
(文=美田三太)

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