菜々緒、伝説の「菜々緒ポーズ」披露でファン歓喜! 嫌われキャラから一転、女性支持の高まりで大躍進


 かつては「女に嫌われる女」だった菜々緒の女性支持が高まっている理由は、世間のイメージを覆したことにあるという。

「『私キレイでしょ』オーラを漂わせてお高くとまっているイメージが嫌われる要素になっていた菜々緒ですが、2012年に初主演した深夜ドラマ『主に泣いてます』(フジテレビ系)が変化の大きなきっかけになった。視聴率は低迷してしまったものの、作中で菜々緒は子泣き爺やねずみ男、ドジョウすくいなどのコスプレに挑戦。可愛げを残したヌルいメイクではなく、芸人顔負けの本気度でした。それからも志村けん(65)の『変なおじさん』に扮したり、とんねるずの番組で『ひょっとこメイク』を披露するなどコミカルな一面をアピール。その認識が広まるにつれて『見た目はクールでも実際は親しみやすそう』と世間の評価が徐々に変わり、女性支持率が高まる要因になった」(芸能関係者)

 その親しみやすそうなイメージは人気CMでも生かされている。今年6月からauの「三太郎シリーズ」にドSでツンデレな「乙姫」役で出演しているが、視聴者の反応が非常にいいという。昔のように性格の悪そうなイメージなら反感を買う可能性もあったが、世間の認識が変わったことで役柄の毒が上手に中和されているようだ。

「嫌われている時期はスタイルをアピールしても『自慢ウザイ』などと不評だったのですが、嫌みがなくなった今では女性層も素直に賞賛するようになった。『本当は気さくな人』と認識され、外見や役のイメージで同性に嫌われることがなくなっている。大学時代の所属サークルの冊子に『特技:ローリングフェラ』と書いていたことも以前は『気持ち悪い』などと女性層から批判されていたのですが、それも現在ではカマトトぶらない性格ゆえだと逆に好印象の要素になった。今後は年齢的に男性ファンが減少していく可能性がありますから、女性支持が高まっているのは心強いでしょう」(前同)

 業界内でも当初は「怖そう」というイメージでスタッフに敬遠されているフシがあったという菜々緒だが、今では現場ウケ抜群のタレントの一人になっている。クールな外見とのギャップによって嫌われキャラから一転、好感度の高さを武器にさらなる躍進が狙えそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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