「CM好感度ランキング」広瀬すず&有村架純が急上昇で新CM女王に前進! 一方で“不人気”ぶり露呈したタレントも

※イメージ画像:「セブンティーン 2015年5月号」集英社

 CM総合研究所が15日、2014年度の「CMタレント好感度ランキング」(2014年4月度~ 2015年3月度)を発表した。

 女性部門では、女優の上戸彩(29)が3年連続の1位。ソフトバンクモバイルの「白戸家」シリーズやアサヒビール、日本通運など14社のCMに出演し、その好感度の高さで見事に三連覇を果たした。

 2位は同じく「白戸家」シリーズに母親役で出演している樋口可南子(56)。樋口は2社しかCM契約がなく、ランクインは意外にも思える。だが同ランキングは単純な露出量ではなく、毎月3000人のモニターを対象に「好感度」を基準に調査したものであり、出演本数と順位が比例しないのが面白いところだ。

 3位は若手の大人気女優・広瀬すず(16)。女優としての実績よりもCMキャラクターとして人気が高まっているといわれ、こちらも同じく「白戸家」で母親の少女時代を演じており、同シリーズの圧倒的な強さが感じられる。

 以下は4位に「au」のCMが好評な柳原可奈子(29)、5位にも同じく「au」に出演中の杉咲花(17)。6位に「鏡月」の色っぽいCMがが男性支持を集めている石原さとみ(28)。7位に米倉涼子(39)、8位に新垣結衣(27)、9位にローラ(25)、10位に有村架純(22)となっている。

 この中でも注目株は若手の広瀬と有村だ。

 広瀬は前述の「白戸家」のほかに「リクルート」「ロッテ」「JR東日本」「東京ガス」など大手ばかり9社のCMに出演し、嫌みのないキュートなルックスが視聴者に受け入れられて前年度の518位から大きくランクアップ。今後はさらに知名度と人気が高まっていくと予測され、早くも新CM女王の呼び声が掛かるほどだ。

 10位の有村は契約数だけならトップクラス。「伊藤園」「リクルート」「亀田製菓」など16社のCMに出演し、特にKDDIの「三太郎」シリーズで演じているかぐや姫が好評のようだ。NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』からスターダムに駆け上がり、こちらも前年度の38位から大躍進している。

 今後のCM業界は、広瀬と有村が「新CM女王」の座をめぐって火花を散らしていく構図になりそうだ。

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