「まだまだ知らない性癖がある」“恋愛炎上強者”はあちゅうが語る女の性欲と恋愛術とは

――自分の目を信じていないからこそ、恋愛には直感的なんですね。バスの中の出会いというのはどんな感じだったんですか?

は:「大学のとき、香港に1年間留学していたんですけど、留学生オリエンテーションのバスの中で、私にはないキラキラしたオーラを持っている人がいたんですよ。私は“スクールカースト”の下の方にいた人間だから、『あっ、上の世界の人たちが来た』っていうのがすぐわかるんです」

――いわゆる“リア充”というやつですね。彼はどこの国の人だったんですか?

は:「台湾系アメリカ人です。その人は人気者らしく、バスに乗っている全員に話しかけていたんですが、私のところにも来て握手されたんです。そのときに『この人、すごい好き』って思って。でも、彼はやっぱりモテ男だったのでバスの中の女の子もみんな『あの人かっこいい』ってなってて。まわりはみんな英語のネイティブスピーカーで、私は英語が不自由ですから、『あの挨拶はただのお付き合いかな』って思っていたんです」

――わざわざ自分が選ばれる理由はないと思っていたんですね。

は:「そうしたら、バスが停まったときに『今から繁華街に行くんだけど、どう?』って誘ってくれたんです。でも、そのときの私は卑屈になっていたのか、『英語の宿題があるから、帰ります』って尻込みしちゃいました。そうしたら、『あ、そう。じゃあね』って行ってしまったので、『なんだよ、もうちょっと粘ってくれてもいいのに』って思ってたら、クルっと振り返って『ラストチャンスだよ、行く?』って言ってくれて……」

――なんでそんなにドラマみたいなことが起きるんですか(笑)。

は:「それから街に出て、チーズケーキを食べて、映画を観て、ご飯を食べに行ったんです。最後に私の住む寮まで送ってくれたんですけど、その近くの公園でしゃべっていたらキスされました」

――やっぱり、ある程度強引な相手だったんですね。

は:「でも、“キスしてほしい”っていうオーラはバンバン出していたと思います。私の場合、好きっていう感情がすぐに態度に出るんですけど、それに相手が乗ってこなかったら諦めます。逆に言うと、それを汲み取ってくれる人といつも付き合っているんですよね」

――そのチャンスをどう活かすかは相手次第ということですね。お話を聞いていると幸せそうな恋愛ばかりですが……。残念な体験とかはありますか?

は:「そうですね……。前にすっごいキスが下手な人はいましたね。その人は、私のあごを食べるんです」

――あごを食べる? どういう状態ですか?

は:「キスといえるのかどうかわかりませんが、鼻までなめ回された後に、私のあごをかじって『俺、あごが好きなんだ』って。さすがに『なんだこの人』って思いました(笑)。まず、鼻までなめてくるのが気持ち悪かったし……」

――そういう性癖だったんですかね……。

は:「彼はそれが普通なんだと思っているのかもしれませんけどね。そういう違いでいえば、ディープキスのときに舌を絡めるタイプの人と、前後に動かすインサートタイプの人っていませんか?」

――舌の動きが違うってことですね。

は:「これは好みの問題だとは思いますが、私は自分のしたい動きと違ったら『あぁ……』って萎えてしまいます。それが別れる要因になることはありませんが、そういう人は結局他にも合わない部分が出てきて、どんどん蓄積されていくんですよね」

――ざっくり言うと、体の相性みたいなものなんですかね。でも、他人のやり方がわからない分、自分の型が正しいと思ってしまいがちです。

は:「でも、ちょっとかわいそうなケースもあって。知り合いの男性なんですけど、大学のときに東南アジアでバックパッカーをしていたら原住民にさらわれて、3日間監禁状態で子作りをさせられたと……。そして、現地の女性たちは事をする前に彼の体の表面をカサカサカサッって手でさすってくるんですって。彼はそれが初体験だったので、『セックスというのはこういうもんだ』と刷り込まれてしまったらしく、その後お付き合いした女性にはずっとその変な愛撫をやっていたらしいです。しかも、それが発覚したのが飲み会でエッチの話になったときに彼が『あの、最初のカサカサッってさ……』って、さも当然のことのように話し出したのがきっかけなんですよ。まわりはみんな『なにそれ?』って感じですよね(笑)」

――多くの人の共通認識じゃないですからね。彼はそれが特殊プレイだったということに気づいていなかったんですね。

は:「結局、子どもができたかどうかもわからないようで、『あの村には二度と行かない』と遠い目で言っています。そういうすさまじい体験を持っている人がいるので、私なんて本当にまだまだなんですよ」

――恋愛研究家のはあちゅうさんから見ても、世界は広いですか。

は:「最近、特殊な性癖の人によく会うんです。30代の男性なんですけど、女性の生理用ナプキンが大好きで、マスクと口の間にナプキンを入れて、吸うのが楽しいんだそうです。世の中にはまだまだ自分の知らない性癖があるんだな、と感じてます」

――未知の領域だし完全にアウトですね……。そういったレアケースは置いておいて、はあちゅうさんから見てモテる男というのはどんな男性ですか?

は:「やっぱり、相手の女の人への愛がありますよね。気遣いや思いやりがあるからこそ、彼女のプライドを保った上でのコミュニケーションができるんだと思います」

――どこかにリスペクトの気持ちがあるということですね。

は:「おごったり、自分の方が上位だと感じていたり、『好きでいてあげてる』という気持ちがあると、やっぱりどこかでそれが出てしまいますからね」

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