「まだまだ知らない性癖がある」“恋愛炎上強者”はあちゅうが語る女の性欲と恋愛術とは

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――男性への要求は多いというはあちゅうさんですが、「これがグッとくる」みたいな男性のしぐさや振る舞いなんかはありますか?

は:「私は、妹扱いされるとグッと来ますね。やっぱり、どこかで守ってほしい願望があるので」

――一時期、ネット上では“頭ぽんぽん”が鉄板のモテテクなんて言われていたこともありますが、「実際にされると引く」という女性の意見もあります。

は:「頭ぽんぽんでも何でも、いかにそれをさりげなくできるかだと思うんです。そこに邪念や下心が透けて見えると『キモっ』てなりますけど、慈しむようにサラッとされたら悪い気はしませんから。やっぱり、女の子を触り慣れている人は、自然にボディタッチができますよね。これはまだ検証しきれていないんですが、『モテる男は上半身を触り、下世話な男は下半身を触ってくる』という話を聞いたことがあります。いきなり腰から下にタッチしてくる人は、やっぱりちょっと敬遠してしまいますよね」

――反射的に拒否反応が出てしまいそうですね。

は:「足とかいきなり触ってこられるとびっくりしますよ。でも、座っていても目が届く範囲の上半身であれば、心理的なハードルは低いので受け入れられやすいと思います」

――ボディタッチがうまくなるにはどうすればいいんでしょうか?

は:「場数を踏むのはもちろんですが、身近にいるモテる人を観察するのがいいと思います。私自身、“モテテク”とか言いつつも、『どうすれば自分はモテるようになるのか』というのをモテる女性を観察しながら学んでいることが多いので。その人がやっていることをメモして、実際にやってみて研究する。モテる人というのはそうやって誕生すると思っています。顔ではなく、トータルの雰囲気で『すごくかっこいいな』と思う人がいるんですが、こないだその人が『イケメンたちが何も考えないでいる間、俺はひたすら話術を磨いてきた』って言っていて、『なるほど、素晴らしい姿勢だな』って思いました」

――ロールモデルをつくって定点観測するといいということですね。はあちゅうさんのまわりにはモテる女子がいっぱいいたんですか?

は:「モテる女子と仲良くし始めると、その友達のモテる女子が集い始めてコミュニティになっていくので、いつのまにかまわりにはモテる女子しかいなくなりました。私はそんな彼女たちをジーっと見て『これは使える』って収集していってる感じです」

――そんなモテる女子に共通している要素はなんでしょうか?

は:「すごく思うのは、自分のマーケットをちゃんと理解しているということです。自分はどのタイプでどんな男性にウケるのか、それを見極めるセンサーが敏感で、違うところには絶対に行かない。そして、過去の成功体験から『こういうタイプにはこんなアプローチが効果的』というのがわかっているから、さらに成功を積み重ねていくんですよね。男性の方はそのへんをキチッと捉えられていないから、ターゲットもあやふやになってしまうんだと思います」

――確かに、そこまで客観的に自分を見つめられるのは女性特有かもしれません。

は:「とにかくモテる人というのは、『自分のことを好きなタイプ』を本能的に察知する能力に長けていますね。『モテますか?』って聞かれた時にいい答え方があって、『私のことがタイプの人にはすごくモテます』って言うんですよ。禅問答のようですが、パッと聞かれてパッと答えると『おぉ……』みたいに思われるという(笑)」

――では、最後にモテたい読者に向けてメッセージをお願いします。

は:「『恋愛炎上主義。』を読んで、恋愛について、いろいろ、自分にない視点とかを考えてもらえたらうれしいです。あとはTwitterで最新の恋愛ネタを随時つぶやいているので、ぜひフォローしてください。変な性癖がある人は『○○フェチなんですけど……』みたいに書いてもらってもけっこうです。私も、もっと見聞を広めたいと思っているので(笑)。もれなくリツイートさせていただきます」
(取材・文=編集部)

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