数分後、ようやくチンコが萎みかけてくる。その事を告げ、チンコを引き抜く。そしてちゃんとコンドームの中に射精したことを彼女にアピールする。
ベッドの上で仰向けになって息を整えるふたり。
「大丈夫? しばらく動かないでゆっくりしてね」
「は、はい」
「痛くなかったかな?」
「全然痛くないです。い、今までの中で一番気持ちいいセックスでした」
ギュっ!
仰向けのまま、彼女がこちらの手を握ってきてまた“恋人握り”をしてきた。
もしかしたらユミコちゃんは2回戦を望んでいたかもしれない。だがこちらは絶賛賢者タイムだ。セックスアピールが皆無のユミコちゃんなので、その賢者タイムを強制終了することはできない。
「生でヤラせてくれるならもう1回できるけどどうする?」
そう言いたくなったがグっと我慢。「今までの中で一番気持ちいいセックスでした」と言ってくれたのだから、このまま綺麗な思い出で終わらせるべきだろう。
「またシたくなったらサイト経由で連絡してね」
「え? いいんですか?」
「うん。またふたりのタイミングがあったら会いたいな」
「あ、ありがとうございます」
もちろんこちらは社交辞令のつもりだ。こちらのザーメンが3日分以上溜まっているといったレアなタイミングではない限り、彼女の誘いに応じることはないだろう。
(文=所沢ショーイチ)
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