いや、飲み込まれたというより吸い込まれたといった感じだ。
こうなったら引き下がれない。半分ほど飲み込まれてしまった中指の位置を固定し、指先を微振動させる。
繊細なマンコに対し、指を激しく出し入れする手マンなんてものは下の下の行いだ。指先を電マのように振動させ、時間をかけてGスポットを探り当てる。
さらに、左手を伸ばしユミコちゃんの乳首を優しくコネコネ。これで3か所同時攻めの体勢が整った。
もちろんこれで終わりではない。3か所同時攻めを行いながらワンパターンにならないよう舌先や指先の動きにバリエーションをつける。
五感を研ぎ澄ませ、どの動きが一番彼女を気持ち良くさせているのか見極める。女性のアヘ声の中にはフェイクやまぎれが混ざるものだ。その中から真実を探っていく作業が実に楽しい。
「あ、そ、そろそろ、イキそうっ!」
無事にユミコちゃんをイカせることに成功。
はぁぁぁぁ。なんたる満足感!!
女性をエクスタシーに導くことでしかレゾンデートルを確認できない筆者なのであった。
ユミコちゃんがイッた後も3か所同時攻めを続ける。連続でイカせる狙いではなく、少しでも長く余韻を味わってもらいたいためだ。
その後、彼女がヘロヘロになったところで挿入することに。
枕元に用意しておいたコンドームを装着する。その作業中、彼女のほうから「ゴムしなくてもいいです」と言ってくれるのをわずかに期待していた。しかし、こちらの願いは届かなかった。
そしてちゃんと装着したのを彼女にチラっと見せてから正常位で挿入開始。
「あ、ひぃぃンっ」
根元まで挿入すると、ユミコちゃんが大きな声をあげた。
「大丈夫? 痛くない?」
「へ、平気です。お、奥まで届いたので変な感じです」
「変な感じ? 気持ち良くはないのかな?」
「わ、分からないです。今まで知らなかった感覚なので…」
筆者のように平均サイズ以下のイチモツであっても、工夫次第では膣奥を攻めることも可能だ。しかし、この時は普通に挿入しただけで何の工作もしていない。それでもユミコちゃんがビックリしたということは、彼女の今までの相手が短小ばかりだったのかもしれない。
ここで少しだけ腰を引いて、亀頭とGスポットをこすり合わせるようなピストンを開始。
「き、気持ちいいです」
「さっきの奥を攻めるのと、こっちの攻め方、どっちが好き?」
「こ、こっちです!」
どんどん射精感が高まってきた。すぐに発射してしまってはあまりにも申し訳ない。彼女にとって5年ぶりのセックスとなるので、もう少し味わってもらいたい。
そこで体位を変更することに。彼女の腰に手を当て、ゆっくりと座位に移行することに成功。
ガシっと抱き合ったままディープキス。
「この体勢、辛くないかな?」
「だ、大丈夫です」
「じゃあ、今度はユミコちゃんの好きなように動いてごらん」
「は、はい。やってみます」
腰を少し浮かして下半身をグリグリ動かすユミコちゃん。自分なりにGスポットと亀頭がフィットする位置を探ろうとしている感じだ。
だが、この体位に不慣れなのかベストの位置を探れずもどかしさを感じているようだ。
ここで助け舟を出すことに。胡坐をかいていた筆者の腰を少しだけ前に突き出す。この動きによってチンコの可動域が広がり、Gスポットに直撃しやすくなるからだ。
「こ、ここです!」
すぐに反応するユミコちゃん。同時に彼女の腰の動きが早まる。
「そ、そんなに激しくされたら出ちゃうよ」
「は、はい。我慢しないでください」
「だ、出すよ」
「は、はぃぃ」
ふぅ。
射精した後もユミコちゃんの腰は止まらない。無理に制止するのも野暮なので、しばらく放置することに。