【エロ体験談】「終電ないならウチ来れば?」美形の看護師の誘い

※イメージ画像:Getty Imagesより

 

 2017年2月に募集をはじめ、今や当メンズサイゾー屈指の人気コーナーに成長した【エロ体験談】。読者の皆様や投稿者様のおかげで、今年の2月で連載スタートから3年が経ちました。この3年間で投稿されたエロ体験談は、なんと1000本を超えました!

 今回の賞金レースの対象は、2020年12月15日~12月24日配信のエロ体験談になります。結果発表は29日。今回は果たして、どんなエロ体験が生まれたのでしょうか。それでは、本日の体験談をどうぞ!

 

『「終電ないならウチ来れば?」美形の看護師の誘い』
投稿者:たけし(50歳/男性)

 これまで出会い系サイトで女性たちと知り合い、セックスをするまでになった体験談をいろいろ紹介してきた。出会い系では多くの女性と知り合いお互い楽しくセックスしてきたが、その後まで長くお付き合いできているのは数人だけだ。会ってエッチしたあとにLINEがブロックされることもあれば、数回会っていい関係になったと思ったのに急に音沙汰がなくなることもある。それが出会い系の付き合いと言ってしまえばそれまでだが、なんだか刹那的で残念に感じる時もある。

 そんなときふと思い出すのが、昔付き合っていた看護師のユリコのことだ。

 ユリコとはケンカをしては別れ、別れてはよりを戻しということを繰り返し、ずいぶん長い間付き合った。最近「奇跡のアラフィフ」と呼ばれている五十代になったばかりの癒し系女優がとても人気だが、ユリコはその癒し系女優によく似たふんわりとした雰囲気の美人で、都内の大学病院で看護師として働いていた。

 先日、テレビのバラエティ番組でその女優がスナックのチーママ役をしていたのを見て、ユリコのことを思い出した。ユリコのことを思うと、いまでも胸が疼くことがある。出会い系で女性を探すのも、そんな胸の痛みを埋めるためなのかもしれないと思うこともある。今回はそんなユリコとの出会いを話そう。

 ユリコと私は同い年で、知り合ったのは会社で世話になっている先輩の結婚式の二次会だった。

 少し肌寒くなった秋晴れの土曜の夜、新婦側の友人として出席していたユリコと二次会のパーティーですっかり意気投合し、一緒に三次会のカラオケに参加した。二次会には新郎新婦の友人知人が合計100人以上集まり、銀座のレストランを貸し切りにして行われた。おきまりのスピーチや歌、ビンゴゲームに飛び入りの出し物、サプライズイベントなどで大盛り上がりになり、予定時間を大幅に上回って幕を閉じたが、余韻冷めやらぬまま残った男女が三次会に繰り出そうということになった。ユリコとは面識はなかったが、二次会のテーブルがたまたま同席になって話が盛り上がり、ゲームなども二人で組んだりして仲が縮まったこともあり、一緒に三次会に行こうと誘ってくれたのだ。

 30人近い男女が残って、男性陣が探し出してきたカラオケルームに入った。私は歌うつもりがなかったので奥の席に座ろうとコートを脱いでいると、ユリコが私を見つけて近づいてきた。

 秋が少し深まった時期で、ユリコは華やかなワンピースの上に薄手のベージュのコートを着ていた。私の横でコートを脱ぐとソファの背にかけて隣に座った。肌色のストッキングにはキラキラと輝くラメ素材が埋め込まれていて、カラオケルームの照明を反射して光っていた。ユリコはスレンダーな体型で、高いヒールの真っ赤なパンプスを履いていた。実際よりも背が高く見えたが160センチちょっとくらいだろう。パーティーを意識した華やかな雰囲気で、きれいにカールした髪が背中くらいまで伸びている。胸元を飾る小ぶりの真珠のネックレスが美形の顔立ちを引き立てていた。

 二次会で楽しくユリコと話ができたので、三次会でも一緒に過ごせると思うと嬉しくなった。私たちは他の人たちからは離れた場所に座り、飲み物を注文した。


「さっきは楽しかったね。たけしさんは楽しかった?」

「うん、とてもいい結婚パーティーだったね。ユリコさんも楽しんでる?」

「ええ、とっても。こうやって華やかなパーティーに来たのは久しぶり」

「そうなの? なんだか女性陣はテキパキ手慣れていたから、こうしたパーティーはよく参加してるのかなあって思った。よくみんなで会ったりしてるの?」

「えー、そう見えますか? 全然そんなことないんですよ。あたしたち看護師が多いから、なんでもテキパキ仕切っちゃうみたい。みんな勤務時間もバラバラだから、会ったのはすっごい久しぶり。だからなんだか楽しくって」


 そう言ってユリコは、カクテルをグイッと飲むと楽しそうに笑った。笑顔がとてもチャーミングだと私は思った。ものすごく華やかな美人というわけではないが、意志の強そうな目をしていて、それでいておっとりした雰囲気があり、誰からも好かれるんだろうなと思えるようなきれいな女性だった。

 二次会からずいぶん飲んでいるようだったが、お酒は強いようだ。ほんのりと頬が赤くなって、時折とろんとした表情をしていたが、誰かから話かけられると、とても元気そうににこやかに対応していた。私はといえばそれほど酒は強くなく、飲むと眠くなってしまうので、ユリコの隣でちびちびとハイボールを飲んでいた。


「たけしさんのお友達は来ていないの?」

「二次会までは知り合いと一緒だったけど、なんか帰っちゃったみたいだね。みんな薄情だなぁ」

「そうなんだね。でも、たけしさんが三次会に来てくれてよかった」

「えー、ホントにぃ。お世辞でも嬉しいなぁ」

「お世辞なんかじゃないですよ」

「なら、よかった」

「二次会、たけしさんと一緒で楽しかったですしね」


 ユリコはそう言って私に顔を寄せてきた。

 なんだかいい雰囲気だなあと感じたが、結婚式の二次会が楽しかったのと、お酒を飲んでいい気分になっているからそんな風に言っているだけだろうと思うことにした。結婚式の二次会や三次会はみんな着飾っていて華やかな雰囲気をまとっているから、普段より2割増しくらいに見えるものだ。それを割り引いても、ユリコはとても魅力的に見えた。

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