【エロ体験談】パリ在住のドスケベ人妻とハプバーへ

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※イメージ画像:Getty Imagesより

 

 2017年2月に募集をはじめ、今や当メンズサイゾー屈指の人気コーナーに成長した【エロ体験談】。読者の皆様や投稿者様のおかげで、今年の2月で連載スタートから3年が経ちました。この3年間で投稿されたエロ体験談は、なんと1000本を超えました!

 今回の賞金レースの対象は、2020年9月14日~9月23日配信のエロ体験談になります。結果発表は27日。今回は果たして、どんなエロ体験が生まれたのでしょうか。それでは、本日の体験談をどうぞ!

 

『パリ在住のドスケベ人妻とハプバーへ』
投稿者:たけし(50歳/男性)

 これまで出会い系サイトを使って女性たちと知り合い、セックスをするまでにいたった体験談を掲載してもらった。細かいところで誇張はあっても全て実際の出来事だ。

 とはいえ、すべての女性とその後おつきあいできているわけではない。エッチして別れた後でLINEに返信が来なくなることもあれば、いまでもときどき会う仲になった女性もいる。

 今回紹介するのは、以前体験談を掲載してもらった、パリに住んでいる人妻ハル(※)が再び一時帰国で戻ってきたときの話だ。ハルはセフレが何人もいるほどドスケベで、私も誘われればつい会いに行ってしまう絶倫人妻だ。


『パリ在住のドスケベ絶倫人妻』


 前回紹介したとおり、ハルはフランス人と結婚していて子供も二人いるのだが、離婚訴訟中の夫とは別居中。パリに住んでいるが、ビザの関係かあるいは単に働きたくないのか、夫からの養育費で生計を立てているらしい。離婚が成立したら子供を連れて日本に帰ってくるつもりだと言っていたが、親権を確保して離婚するのが大変だそうで、なかなか日本には帰ってこれないようだった。

 前回セックスをしたときは、さっさとパリに帰ってしまったので、もう会うことはないのかなあと思っていた。というのも、セックスをしている時はとてもエロいのだが、その前後はサバサバしているというか、自分の性欲を満たせれば誰でもいいんじゃないかというような塩対応なのだ。

 ハルがパリに帰ってからも、しばらくはLINEでやりとりをしていた。新しく見つけたセフレの話などを聞いていたが、日本とフランスでは時差があるのと、私も他にセフレがいたのでハルのことばかり考えているわけにはいかなくなり、だんだんやりとりは減ってしまった。

 そのまま半年くらいが経ち、ハルのこともすっかり忘れてしまっていた頃、LINEにメッセージが入った。


「こんにちは、たけしさん。ご無沙汰しています。今度帰国することになったので、取り急ぎお知らせまで」


 相変わらず色気も何もない用件だけのメッセージだ。


「ハルさん、お久しぶり。もしかして本格的に帰国できることになったの? よかったら会いませんか」


 そうメッセージを送ったのだが、一向に返信がこない。メッセージをくれたということは嫌われてはないのだろうが、返信がないということは、ただ義理で知らせてきただけなのだろうか。

 何度かメッセージを送ったが、既読にはなるものの返信がない。気まぐれなハルのことだし、相変わらずの塩対応だなと諦めることにした。

 ところがしばらくして、またハルからLINEが送られてきた。


「お元気ですか。来週月曜日に着きます。1週間日本にいますので、時間が合えば会いませんか?」


 1週間ということは本格帰国じゃないのか、などいろいろ疑問もあったが、まず会うのが肝心と思ってLINEを返す。


「一時帰国だったの? 水曜日か木曜日なら時間ありますよ」

「じゃあ、木曜日に新宿で会いましょう」


 前回同様、歌舞伎町の映画館の前で17時に待ち合わせをすることになった。

 11月末だったが、寒波が来ているそうで、ひどく寒い日だった。日が落ちてくるとコートとマフラーが欠かせないほどだ。前回会ったのが真夏だったことを考えると、ずいぶん時間が経ったなあと思った。

 コートの前を閉じて震えながら、映画館のあるビルのエスカレーター脇でハルを待った。待ち合わせの時間を過ぎても、ハルは現れなかった。

 LINEを送っても既読にならない。気まぐれなハルのことだから、今日になって会う気がなくなったのかもしれないな。あと10分待って来なかったら帰ろう。そう考えていた時だった。道の向こうから、ハルが腰を振りながらゆっくり歩いてきた。

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