風俗やAVでテッパン人気を誇る“巨乳”。もちろん筆者も大好きなわけだが、風俗業界でいえば、「巨乳専門店」で働く嬢はタマらない存在だ。
彼女たちは、その恵まれたカラダを生かし、世の巨乳好きのツボをしっかり押さえたプレイを身につけているのだ。
今回は、巨乳専門店出身の新人キャストのお話だ。
【風俗嬢と体の関係~ひろなの場合~】
なにもしてなくても汗がにじむ8月。日に日に増していく気温にうんざりしながらも、ガンガンに冷房を利かせた事務所で、私は新人の面接をしていた。
「えっと、ひろなです。よろしくお願いします」
「うん、よろしくね」
ひろなと名乗った女のコは、幼い顔立ちで、栗色のフワッとしたミディアムカットにおっとりした口調と、癒し系という言葉がぴったりの雰囲気だった。
「ひろなちゃんは、デリヘルの経験はあるのかな?」
「あっ…デリヘルは初めてです。前はファッションヘルスにいました」
「そうなんだ。どうしてこのお店に応募を?」
「私、あんまり体力がなくて、ファッションヘルスだとお客さんが多いせいで体力的にキツかったんです」
「あぁー。確かに箱ヘルは接客人数が多いから辛いらしいね」
「お客さんが多いのはうれしいことなんですけど…」
困ったような表情で会話を続けるひろな。
「デリヘルなら、お仕事の単価を上げて体力的な問題が解決できるかもって思って…」
「あはは、そうだね。体力に自信がないなら間違いない選択だよ」
「ほ、本当ですか?」
「本当だよ。それに、ひろなちゃんくらいのルックスなら、ウチとしても即採用させてもらうよ」
「あ、ありがとうございます!」