【元デリヘル店長の回想録】売れていなかったオタク系キャストを人気嬢に育てた話


【アリサを売れっ子にした方法】

 アリサには私がプロデュースを始める前から数人の本指名客がいた。

 その本指名客は、全員もれなくアリサと同じ、いわゆるオタク趣味を持つ人ばかりだった。

 ここを突き詰めることが人気嬢に導くキーポイント。まずはアリサに個人的なブログを開設させることにした。

 そして、元から持っていた彼女自身のTwitterのアカウントでブログを宣伝させ、集客を図った。

 アリサが風俗で働いていることを隠すタイプではなかったのは幸いだった。

 500人を超えるフォロワーはどんどんブログに流れ、開設1~2週間でそこそこの人数に宣伝ができるツールができあがった。

 某風俗サイトで掲載されている写メ日記というツールと組み合わせて、ブログと風俗サイトでのアクセスをどんどん増やしていく。

 ウチの店は決して集客力が弱いわけではない。その証拠に、人気がそこまであるわけでないキャストも、ある程度の仕事が付いている。

 であれば、「アリサのようなタイプのキャストを求めてサイトを見ている顧客が少ない」ということになる。つまり、彼女の存在自体を周りに知らせることが最優先事項となる。

 そのためのTwitterからブログへの誘導は簡単なものだった。Twitterに乳首や局部をスタンプで隠した半裸の写真を掲載し、スタンプのない写真を見たい方はブログで…といった感じのことを繰り返すだけ。

 次第にヘビーユーザーがブログ自体をお気に入り登録するようになり、ネット上で顧客を囲うことができた。

 ここで私は、掲載する写真にこだわった。アリサを指名するのは、同じような趣味を持つ人…それならば、写真掲載の時点でふるいにかけてしまおうと考えたのだ。

 そこで登場するのが、彼女の私物であるコスプレ衣装だ。

 趣味でコスプレをしていた彼女は、自宅に大量の衣装があった。風俗店にあるコスプレ衣装は薄くてペラペラだったりするが、がっつりコスプレする人のモノは作りが本当にしっかりしていた。このコスプレ衣装を着用し、エロショットを撮ってアップしまくることで彼女の知名度は一気に広がった。

men'sオススメ記事

men's人気記事ランキング

men's特選アーカイブ