この体位はあまりに危険だ。発射の前兆を悟ってギリギリでチンコを引き抜こうとしても、K子ちゃんの腰の動きが速すぎて失敗しかねない。
それを正直に伝えても彼女は納得しないだろう。そこで、気持ち良く体位チェンジができるようK子ちゃんに話しかける。
「最後はK子ちゃんの可愛い顔を見ながらイキたいよ」
「え?」
「正常位で、愛し合おうよ」
「わ、分かりました」
「あっ! チンチンは抜かないで。このままゆっくり移動するから」
そう言ってから、彼女の後頭部と背中に手をあてがう。
その状態でゆっくり後ろに倒れてもらいながら、こちらの腰を浮かしていく。
こうして、無事に座位から正常位へのチェンジに成功した。
上体を反らしながらチンコの角度を整え、Gスポットをえぐるような角度でピストンを叩き込んでいく。同時に、右手の親指でクリトリスをいじってみる。
「あ、あぁ、好き、大好き、ショーイチさん!」
「お、俺も大好きだよ」
「そ、そこ、そこ、そこぉぉぉ!!」
ガガガガガッ。
K子ちゃんを中イキさせるため、腰を加速させる。そして、ついに彼女を頂点に導くことに成功した。
「も、もうダメ、ショーイチさん」
「ん? 疲れちゃったかな?」
「ううん。そうじゃなくて、欲しくなっちゃった」
「えっ、何が?」
「やっぱり、ショーイチさんのザーメンほしい!」
「だから、それはダメだって」
「でも、でも、欲しいの!!」
他のセフレへの対抗心からか、またもや中出しをせがんでくるK子ちゃん。
「うちの人もBです! だから大丈夫ですよ」という彼女の言葉が脳裏をよぎる。
ハッ、いかん!!
これが10年くらい前だったら、彼女の言葉を信じで中出しを決めていただろう。だが、DNA判定が気軽にできる昨今では、血液型が同じだから浮気がバレないなんてことはないのだ。
しかし、ここまでせがまれたら、応じたくなるのが人情ってもの。そこで、中出しに続く次善の策を彼女に告げることにした。
「マンコの中では出せないけど、代わりにK子ちゃんのお口の中で出したいな」
「え?」
「俺のザーメン、全部飲んでくれる?」
「は、はい! ちょうだい! ショーイチさん!!」
がががガっガガガんガッ!
正真正銘のラストスパート。そして、発射直前に愚息を引き抜いた。
「ほら、お口開けて!」
そう言いながら、K子ちゃんに愚息を咥えさせる。
ドピュリュリュリュリュるるるっ。
ふぅ。
大量のザーメンを彼女の口に注ぎ込むことに成功した。