余韻を味わいながら、彼女に話しかける。
「もう飲んじゃったかな?」
「は、はひ」
「それじゃあ、まだ出ると思うから、さっきみたいにチューチュー吸い取って」
「わ、わかひました」
チンコを咥えたまま受け答えするK子ちゃん。
5分近くお掃除フェラしてもらったところで、K子ちゃんの口からチンコを引き抜いた。
3回も発射し、さすがにチンコも萎んでしまっていた。
ふたりともすっかりクタクタ。ベッドの上に並んで仰向けになり、腕枕状態でまどろんだ。
ピピピッピピピッピピピッ。
ふたりともぐっすり寝てしまっていたようで、携帯のアラーム音で目が覚めた。あらかじめ16時に鳴るようセットしていたのだ。
「K子ちゃん、そろそろ帰り支度を始めないと間に合わないよ」
「わ、分かりました」
「ほら、そんな悲しそうな顔したら、可愛い顔が台なしだよ」
「で、でも、ショーイチさんと離れたくないです」
「ありがとう。俺も同じ気持ちだよ。でも息子さんが待ってるでしょ?」
「は、はい」
「それに、次からは延長保育をしなくても気軽に会えるんだからさ」
「そ、そうですね」
K子ちゃんは、なんとか納得してくれた様子だった。
その後、急いでシャワーを浴び、帰り支度してホテルを後にした。
来た時と同様に、マスクと伊達メガネをかけたK子ちゃんと手をつなぎながら駅に向かう。
「ねぇ、ショーイチさん?」
「どうしたの?」
「私、今日から基礎体温をつけてみます」
「そ、それって」
「やっぱり、中で出してほしいので」
「ありがとう。そう言ってもらえて幸せだよ」
「頑張ってみますね」
「でも、ああいうのって個人差があるから、慎重に見極めようね」
「そういうものですか?」
「うん。数か月くらいは基礎体温を測って、安全日を確かめたほうがいいと思うよ」
「そ、そんなに先になっちゃうんですか?」
「俺も詳しくは知らないけど、昔、何かの本でそう読んだことがあるよ」
「分かりました。それじゃあ、私もいろいろ調べてみますね」
「うん。でも、絶対に無理しちゃダメだよ」
「はい!」
こうして駅の改札口まで彼女を見送り、デートは終了した。
とにかく予想外の出来事ばかりだった。生ハメ、お掃除フェラ、ごっくん、そしてまさかの中出しリクエスト…。
この調子でK子ちゃんとデートを続けるのは、とても危険だろう。いつか中出しの誘惑に負けてしまい、大量の子種を彼女の子宮に注ぎ込んでしまいそうだ。
でも、今さらコンドーム着用のセックスに戻ったら、K子ちゃんは悲しむだろう…。
やはり、手っ取り早い方法であるピルの服用を進めてみるべきだろうか。最近のピルは副作用がかなり少なくなり、体への負担も昔ほどではないとも聞くし…。
とりあえず、もう少し詳しく調べ、次回のデートで提案するかを思案中だ。
(文=所沢ショーイチ)