【ネットナンパ】人妻読者リターンズ! 初回デートの3日後に「会いたい」とメールが…


 ガバッと起き上がり、枕元のコンドームをサクッと装着。正常位でインサート!


ふぅ。


 挿入して30秒ほどで、あっけなく果ててしまった。

 興奮しまくっていて、ギリギリで発射をこらえるなんて器用な真似はできなかった。


「ご、ゴメン。気持ち良すぎてすぐに出ちゃったよ」

「う、嬉しい」

「そ、そうなの?」

「ショーイチさんに気持ち良くなってもらえて、幸せです」

「俺も幸せだよ。今日はまだまだ時間があるから、たくさん愛し合おうね」

「はい!」


 そのままベッドの上でイチャイチャしながら会話を続ける。


「ねぇ、K子ちゃん。本当に延長保育を何度もしていて大丈夫なの?」

「は、はい」

「でも、その度にお金がかかるでしょ? 無理はしないでほしいな」

「そ、そうですよね。でも、我慢できなくって」

「その気持ちは分かるけど、我慢に我慢を重ねてからのエッチも燃えるものだよ」

「も、もしかして、こういう風によく会うのって迷惑ですか?」

「それはあり得ないよ! 俺の本音は、毎日でもK子ちゃんと愛し合いたいんだよ」

「う、嬉しい」

「でも、今のペースで会ってたら、旦那さんに不審に思われちゃうでしょ?」

「は、はい」

「そんなことになって会えなくなったら嫌だよ。だから、俺のためにも無理はしないでほしいんだ」

「わ、分かりました」


 優しく諭したつもりだったが、気づくとK子ちゃんの目にはうっすら涙が浮かんでいた。相変わらず感情の起伏が激しいようだ。

 だがこれは、自分の気持ちに素直なだけと取ることもできる。機嫌を直してもらうべく、思いついた折衷案を提示してみる。


「延長保育をしない場合って、何時までに迎えに行けばいいの?」

「普段は16時です」

「それなら、延長保育をしなくても朝10時からおやつの15時まで愛し合えるよね?」

「そ、そうですね」

「もちろん、たまには延長保育してもらって長時間愛し合うのもありだけどさ」

「はい! それじゃあ次からはそうしますね」


 その後もベッドの上でキスしたり、互いの乳首をイジったりとイチャイチャを続ける。

 正午近くになったところで、昼食をとることに。もちろん食べるのは、彼女が持参してきた手作り弁当だ。


「ごめんなさい。小さい容器しかなくって」


 サイドテーブルにふたり分の弁当が広げられた。

 K子ちゃんの言う通り、こじんまりした容器で、オシャレOLが使うようなサイズだった。


「大丈夫だって。これくらいのサイズがちょうどいいよ」

「あ、ありがとうございます。味にはあんまり自信がないんですけど…」

 お弁当の中身は、卵焼き、生姜焼き、ミニトマト、ウィンナー、ポテトサラダなど、色鮮やかだった。

 ホテルに入る前に自販機で買ったお茶とともに、弁当を食べる。


「すごく美味しいよ。卵焼きのほんのりした甘さなんて、まさに俺好みだよ」

「良かったぁ。甘い卵焼きが苦手じゃなくって」

「ご飯が進む、ちょうどいい甘さだよ。それに、この生姜焼きも美味しいよ」

「フフ、料理をこんなに褒めてもらったことがないから、嬉しい」


 久しぶりに食す手料理に感動しながら、完食してしまった。

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