【風俗嬢・処女喪失話】40歳シングルマザー…ロストバージンと父の面影

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 やむなき事情からか、はたまた自らの性癖によるものか、それとも割り切ったビジネスか、なんにせよ日々、男の性に向き合う風俗嬢たち。
 
 そんな彼女たちにも、“初めて男を迎え入れた時”がある。
 
 それは、普通では考えられない相手なのか、えげつない体験だったのか、それともなんのへんてつもないごくごく自然なものなのか。彼女たちがオトナになった瞬間とは…。

 その人はママチャリに乗って颯爽と現れた。池袋の熟女系デリバリーヘルスで働く美奈代さん(仮名:40歳)。セミロングでゆるやかにウェーブがかかった髪型は、いかにも優しいミセスといった感じだ。水色のワンピースに白いサマーカーディガンを羽織った姿は、夏を先取りしているようでもあった。

 
「店長から話を聞いてます。私のロストバージンを聞いたって面白くないですよ(笑)。あっ、下の子が学校から帰ってくる時間もあるので、16時に終わらせられます?」

 
 美奈代さんは10歳と12歳の女の子がいるシングルマザーだ。彼女の勤務時間は、10時のオープンから15時まで、そこから自転車で10分の場所にある自宅に一度戻って子供の夕飯の用意をし、再び19時30分から閉店まで。ちなみに、キャリアは今年で20年になるという。

 
「私、6歳の時に両親が離婚して母方に引き取られたんです。お父さんが好きだったから、ものすごくショックでした。常に家計を助けなきゃって思ってたので、高校卒業後すぐにショップ店員として働き始めたんですけど、その給料だけじゃ生活が苦しくて…」

 
 それで彼女は、20年前、現在在籍する店の系列のギャル系デリヘルに入店した。そして今や、「キャストはもちろん、男性スタッフさんも含めてグループでもトップクラスの古株(笑)」なのだという。

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