固く目を閉じ、過去に対戦した数々の不細工ちゃんやおデブちゃんたちの顔や容姿を脳裏に浮かべる筆者。
ほっ…
吐き気を催す寸前で、なんとか発射の前兆が遠のいてくれた。この作戦は諸刃の剣で、あまりにも詳細に思い出してしまうと、愚息が萎えてしまう危険もあった。
しかし、安心したのも束の間、またもやミノリちゃんが器用に腰を使い始める。
こ、こいつ、また余計な真似を!!
わざとピストンのタイミングをズラし、愚息が奥に飲み込まれないよう必死に抵抗する筆者。
そんな攻防戦は10分近く続いたが、とうとう逃げ場のない場所に追い込まれてしまった。
まっ、コレだけ持続できたのだから、十分だろう。そう判断し、上体を倒してディープキスしながらラストスパート。
ふぅ。
舌を絡め合ったまま「イグよ」と短く告げ、無事に発射することができたのだった。
最初はどうなることかと心配だったが、結局はいつも以上に濃厚なエッチを楽しめた。
連続で2回も発射し、筆者はすっかり賢者モード。アレコレ迷ったものの、連絡先交換は切り出さず、「またタイミングがあったら遊ぼうね」とだけ伝えるのだった。
その後、ホテルを出て駅の改札口まで彼女を見送り、サヨウナラとなった。
あれから三日が経過。やっぱり連絡先交換くらいはしておけばよかった、と後悔しきりの筆者なのであった。
(文=所沢ショーイチ)