“おっぱいの大きさ”で指名料金が変わるデリヘル


 筆者が選んだのは、Hカップのリンちゃん(仮)20歳。これまでに何百回と風俗で遊んできたが、5,000円の指名料金は過去最高額だ。

 このシステムにリンちゃんは、「おもしろいと思うけど…。サイズって、これ以上大きくはならないじゃないですか。指名料も上がらないってことだから、その点はちょっと(苦笑)。でも、自分のHカップには感謝してま~す!」とのこと。

 プレイは、やはり巨乳に特化したものだった。洗体は胸をスポンジ代わりにしたものだし、ベッドでの全身リップもHカップというボリュームが活かされた技のオンパレード。リンちゃんは“顔面乳圧”と呼んでいたが、顔を両乳房で挟むいわゆる“パフパフ”で圧迫され、苦しいながらも気持ちいい時間となった。

 そして、巨乳風俗の醍醐味と言えば、やはりパイズリだ。この店では基本プレイに盛り込まれていて、最低でも10分以上行うと決まっていた。オーソドックスなやり方から、筆者を仁王立ちにさせてからのものや、シックスナインの体勢になってからのなどなど、バリエーションも豊富だった。リンちゃんの20歳ならではの張りのあるおっぱいが、なんとも心地よかった。

 フィニッシュは、リンちゃんの谷間に挟まれたまま、先端を出して舐めるパイズリフェラ。竿の根元は乳房の肉圧を、先端は舌先でネットリさを感じながら発射することになった。

 プレイを終え、やはり風俗には“遊び心”が必要だとつくづく思った。「“指名料金が変わる”もなにも、ただの巨乳好きに向けた店じゃん」なんて身も蓋もないことを言っちゃダメなのだ。たとえ、このシステムがお客さんにウケなかったとしても、この店のやったことまで無になるわけじゃない。もしかしたら、この記事を読んだ風俗関係者が発展させた何かを思いつくかもしれないし、風俗好きがもっと自分の嗜好にあったものを探し始めるキッカケになったりも…。まぁ、風俗業界は昔から、「試してみないと分からない。もしかしたら大ヒットするかも…でもダメならまた次の手を考えようっと」の繰り返しなのである。
(文=子門仁)

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