舌、唇、鼻、指と部位を駆使して、あの手この手でマンコを愛していく。そして、指を二本挿入して中指で最奥を突き、人差し指でGスポットを刺激していた時…、
「い、イッちゃう、イッちゃうよぉ」
突然そう絶叫して、頂点に達してしまったコハルちゃん。
これでとりあえずの目標は達成した。オナニーでイッたことがあるというコハルちゃんだったが、男性の愛撫ではこれが初めてのハズである。
だが、この程度でクンニを止められるわけもない。その後も数十分ほどマンコを舐め、コハルちゃんを数回イカせることに成功したのだった。
その後、コンドームを装着して挿入タイムの到来だ。
ふぅ。
入れて30秒ほどで発射してしまった筆者。プレイ前に浴室でオナっていてもこのザマだ。愛撫しているうちにコチラも必要以上に昂ぶってしまったので、まったく我慢がきかなったのである。
百戦錬磨を自負する筆者だが、「18歳」の魅力にはいつもコテンパンにヤられてしまうのだった。
それにしても、1時間近くのエッチで挿入はわずか30秒とは…。なんとも情けないかぎりだ。大人の余裕を見せつけると意気込んでいたものの、結局はいつも通りの早漏発射で終わってしまった。
つねにポジティブシンキングの筆者だが、さすがにこの時は軽く落ち込んでしまった。
帰り支度の最中、ポチポチっと携帯を操作する筆者。
「いま、【ワクワクメール】でコハルちゃんにメールしたよ」
「え?」
「そのメールに俺の携帯のアドレスを書いておいたから、もしまた会ってくれるのならそっちに連絡くれるかな?」
「あ、はい。わかりました」
しつこく再会の約束をねだるわけでもなく、サラっとそう提案するのが精いっぱいであった。
彼女を駅に送る途中の会話で、「エッチでイッたのは初めてでしたよ」と教えてくれたコハルちゃん。もしかしたら落ち込んでいる筆者を慰めるつもりでそう言ってくれたのかもしれない。
しかし、1週間近くたった今もコハルちゃんからの連絡は一切ない。ま、仕方あるまい。いつまでも引きずっていても意味はない。
次に18歳のコとエッチする際は、浴室で2発ヌくとか、コンドームを3重にするとかの方法で、もっと頑張ればいいだけのことだ。
(文=所沢ショーイチ)