ストリッパー稼業ほどツライものはない!?

※イメージ画像:Thinkstockより

 華やかなスポットと男の視線を浴びて踊る嬢…そう、ストリップです。一説によると、全盛期の1970年代には日本全国に200軒以上ものストリップ劇場があったとのこと。しかし、現在、このストリップを取り巻く環境は、日々厳しくなっているようだ。

 
「都市と呼ばれている場所には大抵ありましたし、温泉地には客席が少ない小規模な『温泉ストリップ』がいくつもありました。あとは、歌舞伎町などの繁華街には、のぞき部屋のような『個室ストリップ』もありましたから、もしかしたら300軒近いかも。今は…その10分の1程度じゃないですか? とくに地方の劇場は、いつの間にかひっそりと閉館しているパターンが多いです」

 
 と語ってくれたのは、ストリップに詳しい四国在住のライターKさんだ。なんでも、Kさんが住んでいる四国も、現在は愛媛県松山市に1軒のみが営業しているだけだという。このような状況になると、踊り子さんたちの苦労も絶えないのだとか。

 
「以前は劇場及びグループ専属という形がほとんどでした。ひとつのグループが全国で劇場を経営していたので、“巡業”的にシフトを組めました。でも、今は個人経営の劇場が多いので、多くの踊り子さんが期間で契約するフリーランスという形です。また、劇場自体もホームページなどで踊り子を募集していたりします。これは、昔だったら有り得ないことですよ」(ライターK氏)

 このような流れになったのは、劇場が専属という形で拘束できなくなったからだろう。となれば、“2週間で出演料●万円”といったオファーで踊ることになる。

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